チャンピオンズカップの出走馬を見ていきましょう。第2弾
⑨オーヴェルニュ 福永祐 : イマイチ安定感に欠ける戦績ですが今年に入り東海Sを勝ち平安Sでは6馬身差の圧勝。帝王賞では地方の馬場が合わなかったのか7着。前走のみやこSは休み明けで58kgを背負った影響か12着と大敗してしまいました。中京では3戦3勝と好相性ですし叩いて57kgなら巻き返して来るかもしれません。
⑩ケイティブレイブ 内田博 : 3歳時からジャパンDDで2着になるなど活躍。4歳では帝王賞を勝ちG1初制覇。その後もG1を複数回勝つなど実績を積み上げています。昨年はフェブラリーSで最低人気で2着と穴を開けかしわ記念でも2着。帝王賞で6着のあと転厩し脚部不安で1年間休養。その後は結果が出ていませんが前走のJBCクラシックでは終始外々を周って距離ロスがあり直線でも挟まれてブレーキを掛ける不利がありながら5着とマズマズ。今回は転厩後1番のデキということで本来の力が戻っていれば8歳でもまだまだやれそうです。
⑪アナザートゥルース 坂井瑠 : 5歳時にアンタレスSを勝ち重賞初制覇。その後も重賞で善戦しています。今年に入っても東海Sで2着、ダイオライト記念で3着と好走。その後2戦は大敗していますが前走のみやこSでは人気薄で逃げ粘り3着でした。今回も前に行くと思いますが終いが頼りないのでG1では厳しいのではないでしょうか。
⑫クリンチャー 川田将 : 芝のG1でも上位争いしていた馬ですがフランスに遠征してから調子を崩しダートへ転向。ダートでも重賞を勝つなど活躍。前走のみやこSでは差し馬向きの流れで6着。スタミナが問われる流れになれば出番がありそうですが時計の速い馬場は向かないかもしれませんね。芝の時代から左回りでは大敗していますし昨年のチャンピオンズカップでも11着と結果が出ていません。舞台が合わないのではないでしょうか。
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⑬チュウワウィザード 戸崎圭 : 2年前のJBCクラシックを勝ちG1初制覇。チャンピオンズカップで4着でしたが騎乗ミスのようにも見えました。昨年は川崎記念を勝ち帝王賞とJBCクラシックで3着。チャンピオンズカップでは積極的な競馬で優勝。かなり強く本格化した感じでした。そこからサウジカップでは9着でしたがドバイWCで2着と世界でも通用。帰国後に軽い骨折が判明し帝王賞は6着で前走のJBCクラシックでは3着と徐々に調子を取り戻してきたか。これなら今年も期待出来るでしょう。
⑭ダノンファラオ 横山武 : 中央では1勝クラス勝ちまででキャリアのほとんどが地方競馬という珍しいタイプ。ここ1年半は地方競馬しか使われていませんね。ジャパンDダービーでG1初制覇をきめていますが成績はかなり不安定で馬券を買いにくい感じはあります。中央場所の今回は割引が必要かもしれませんね。
⑮メイショウハリオ 浜中俊 : なかなか出世できませんでしたが今年オープン入りすると2着2着と来て前走のみやこSで重賞初制覇。馬群を割って鋭く伸びて来ました。そのキャリアのすべてで上り3Fを3位以内で走っていますし馬群を割れるのでここでも展開が向けば突っ込んでくるかもしれません。
⑯カフェファラオ ルメール : デビューから3連勝でユニコーンSを勝ち重賞初制覇。ジャパンDダービーは7着でしたがシリウスSで重賞2勝目。昨年のチャンピオンズカップでは6着に敗れましたが今年のフェブラリーSでG1初制覇を飾りました。2走前のかしわ記念は5着でどうも地方の馬場は合わない感じですね。前走の函館記念は9着でしたが初芝だったので度外視していいでしょう。今回は初ブリンカーをつけるようで新味が出るか。ただ大外枠はさすがに厳しいかも。
以上、出走馬を見ていきました。