菊花賞の出走馬を見ていきましょう。第3弾
⑪バビット 内田博 : デビューから2戦連続2着のあと休養してから4連勝と調子を上げています。特に2走前のラジオNIKKEI賞は逃げて直線で突き放し5馬身差圧勝。前走のセントライト記念では4角でサトノフラッグに迫られましたが直線でもう一度突き放すしぶとさを見せました。春はソエの影響などでまともに追いきりが出来ない中で連勝していましたが今は脚元の問題もなくコース追いが出来るようになりパワーアップ。スタミナも豊富でここでも崩れる感じはありませんね。問題はキメラヴェリテがどう出るか。しつこく絡まれると厳しくなりそうですが先に行かせて番手につければ好都合。唯一コントレイルを逆転出来る可能性があるならこの馬か。
⑫レクセランス 松山弘 : デビューから3連勝を決めすみれステークスではアリストテレスをクビ差抑えて優勝。しかしその後は皐月賞11着ダービー15着と全く走れず休み明けの神戸新聞杯でも7着に終わりました。特に成長も感じませんでしたし軽視でいいでしょう。
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⑬ロバートソンキー 伊藤工 : 不良馬場のデビュー戦で5着のあと脚部不安もあって11カ月の休養。休み明けの未勝利戦では後方から桁違いの末脚で差し切り。続く古馬との初対戦では重馬場の影響も合って2着に終わりましたが強気に神戸新聞杯へ出走。レースでは中団後ろの馬群の中に入れ直線に入るとコントレイルの後ろをついて行きピッタリ同じコースを通って伸びて来ました。一旦2着もありそうでしたが最後にヴェルトライゼンデにクビ差交わされ3着でした。切れ負けの形ですが相手は大外を真っ直ぐ伸びたのに対しこちらは馬群を縫ってきた分の差でしょう。それにしても鞍上が冷静にコントレイルの強さを信じて後ろをついて行ったのにはしびれました。休養が長い分出世が遅れましたが潜在能力は高そうでこの相手でも十分通用しそうです。
⑭ヴァルコス 岩田康 : 春は青葉賞で2着に入りダービーへ出走しましたが14着と大敗。休養明けの前走セントライト記念では後方から3~4角で外から上がって行き直線で良く伸びましたが5着まで。距離延長は良さそうですし京都の外回りも合うタイプだとは思いますが現状力不足のような感じはします。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・