桜花賞の出走馬を見ていきましょう。第4弾
シェーングランツ 武豊 : デビュー2戦目の未勝利戦と続くアルテミスSでは後方からの競馬でエンジンの掛かりは遅いが一旦エンジンが掛かるとかなりの伸びを見せ完勝。阪神JFはスタートを決めたがじわじわ下げて後方から。馬群がひと固まりで内枠だったぶん外へ出すのに時間がかかってしまいなかなか脚を使えない状態で僅差の4着なら上々でしたね。休み明けのチューリップ賞もスタートを決めるがじわじわ下げて後方から。4角から押して外を上がって行き直線を向くがいつもの伸びが見られず0.5差の5着まで。休み明けの影響もあったと思うので一叩きの今回はもっとやれるでしょう。スタートも決まるようになったので中団くらいには付けて来そうだし外目の枠を引ければこの相手でも差し切る力はあるのではないでしょうか。
ビーチサンバ 福永 : デビュー勝ち後のアルテミスSは中団から直線で一旦抜け出すもゴール前でシェーングランツに交わされ1/2差の2着。続く阪神JFは中団から4角で外に出し伸び始めましたが切れ負けの形でダノンファンタジーから0.2差の3着。前走のクイーンCは大きく出遅れ最後方から。直線に入り大外に持ち出すと最速32.9の末脚で追い込んで来ましたがクロノジェネシスとクビ差の2着まで。クビ差ではありましたが相手はまだ余裕がありそうで差は大きかったように感じます。溜めれば良い切れを使えるので後方でじっくり乗って直線一気に賭けた方が良さそうですが上位逆転までは厳しい感じですね。良くて3着まででしょうか。
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アクアミラビリス Mデムーロ : デビュー戦はやや出遅れ気味だったが押して前へ。2番手から進めて直線抜け出し完勝。フェアリーSも出遅れるも押して前目につけましたが終始外々を周るロスの多い競馬になり直線の伸びがなく0.2差の5着。前走のエルフィンSはスタートを決めましたが抑えて離れた最後方から。直線入口ではまだ最後方でしたが直線で一気に伸び差し切り勝ち。しっかり溜めればかなり切れる脚を使えますね。ただし京都は外差し馬場だったし時計もイマイチで評価しすぎるのは危険な感じがします。
エールヴォア 松山 : デビュー3戦目のアルテミスSは中団から直線で良く伸びましたがシェーングランツ、ビーチサンバにつぐ3着まで。続くエリカ賞ではスローペースで逃げてそのまま逃げ切り勝ち。前走のフラワーCはやや出負けし中団から。直線良く伸びましたがコントラチェックから0.4差の2着まで。大型馬で跳びも大きく外回りの方が良さそうですしスタートが不安定ですが出遅れなければこの相手でもそれなりにやれそうです。
ホウオウカトリーヌ 大野 : 2走前のフェアリーSは中団から直線でしぶとく伸び2着。前走のフィリーズRは中団から。3~4角で追い出し直線に入るが伸びが悪く0.7差の10着に終わりました。それなりに堅実に走れていますが距離は短い方が良さそうですね。ここは見送りたい。
以上、出走馬を見ていきました。