桜花賞の出走馬を見ていきましょう。第3弾
⑬エリザベスタワー 川田将 : デビュー戦は後方から直線一気で差し切り勝ち。舌を出しながらでしたが良い伸び脚でした。続くエルフィンSでは後方から直線で外に出しそれなりに伸びて来ましたがスローペースで前も止まらず0.5差の9着でした。今回も舌が出ていましたね。前走のチューリップ賞では好位から直線で最内を突いて伸び先に抜け出したメイケイエールに並びかけると最後まで叩き合いが続き1着同着。内容が悪かったメイケイエールと同着なのは物足りない感じですが勝ち切ったことは良かったですね。口向きに問題があるようですが馬具の効果で良くなった感じですね。右回りも良いのでしょう。川田騎手に乗り替わって早目の競馬でしたが溜めて切れ味を生かす方が良さそうに思えますがどうでしょうか。
⑭ミニーアイル 藤岡康 : 1200mのデビュー戦は出遅れてしまい後方から。直線で良く伸びて3着でした。2戦目も出遅れましたが中団。4角辺りで上がって行き直線に入ると一気に伸びて前を捕らえ後続を突き放し完勝。続くファンタジーSも出遅れ後方から。直線で外から良い伸びでしたが勝ったメイケイエールから0.4差の6着でした。次の1勝クラスでも同じようなレースで4着。次のレースも同じ感じでしたが今回は外を廻さずに馬群に突っ込んでいった分ロスなく運べ勝ち切りました。前走のフィリーズRでもやや出遅れ後方から。4角で外に出し直線一気に伸びて来て勝ったシゲルピンクルビーから0.2差の3着でした。今回が初のマイル戦では厳しいと思いますがいつも出遅れてしまうので距離が伸びて追走が楽になれば最後は差してきてくれるかもしれません。
⑮シゲルピンクルビー 和田竜 : シゲルピンクダイヤの妹。デビュー戦は先行集団の後ろ辺りにつけ直線で外に出すと良い伸びで差し切り勝ち。続く阪神JFでも先行集団の後ろにつけましたが直線の伸びがなく17着と大敗してしまいました。前走のフィリーズRでは好位のインにつけ直線で前が壁になりましたが外に出すとしぶとく伸びて先に抜け出したヨカヨカをクビ差捕らえて優勝。マイル戦で大敗していますが距離は大丈夫でしょうから上手く内に潜り込めるかですね。ここでも通用しなくはないでしょう。
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⑯ソングライン 池添謙 : デビュー戦は後方から3~4角で外から上がって行き直線大外から良い伸びで前へ迫りましたが2着まで。勝ち馬とは通ったコースの差が出た感じ。立て直して馬体を増やした2戦目は中団につけ直線では外からじわじわ前に追いつくと一気に突き放し3馬身差の完勝。アカイトリノムスメが勝った同日の赤松賞よりも速い時計での勝利でした。前走の紅梅Sでは好位につけ直線で抜け出すと後続を突き放す圧勝。相手は強くなかったですが良い勝ちっぷりで力はありそうですね。今回初の関西圏で右回りも初めてなのは少し心配ではありますが素質のありそうな馬なので押さえておきたいですね。
⑰ホウオウイクセル 丸田恭 : デビュー戦は後方から直線で外に出し良い伸びで3着。2戦目は中団につけ直線に入ると奇麗に前が開き一気に突き抜けて初勝利。続くフェアリーSは中団につけ3~4角で外から上がって行き直線良く伸びましたが勝ったファインルージュから0.4差の2着でした。前走のフラワーカップでは好位のインにつけ直線に入って抜け出すと最後までしぶとく粘り優勝。重賞初制覇を飾りました。しかし緩めの流れの割には上がりも遅く低調な一戦だったかもしれません。距離は伸びた方が良さそうなのでオークスの方がチャンスはありそうです。
⑱サトノレイナス ルメール : サトノフラッグの妹。デビュー戦はやや出遅れ気味のスタートで中団後ろから。3~4角で外から上がって行き直線良い伸びで差し切り勝ち。続くサフラン賞は出遅れて最後方から。4角で外に出すと直線で一気に伸びて完勝。前走の阪神JFでは出遅れましたが直ぐに押して巻き返し中団馬群の中でソダシを見る位置につける。直線に入り追われるも反応が鈍くソダシに置いて行かれましたが残り150m辺りでエンジンが掛かり一気に前に迫りソダシとクビの上げ下げになりましたがハナ差競り負け2着まで。反応が少し鈍いタイプですがエンジンが掛かると切れ味はかなりのもの。ソダシを逆転する可能性のある一頭ですがスタートが遅めなのと反応の鈍さが致命傷になることも考えられるので評価が難しいですね。
以上、出走馬を見ていきました。