高松宮記念の出走馬を見ていきましょう。第１弾
①サリオス 石橋脩 ： ３歳時には皐月賞、ダービーともにコントレイルに敗れ２着でしたが世代２位の実力を示しました。個人的には2000ｍ辺りに適性がありそうだと思いますがマイル路線を使われていますね。前走の香港マイルでは日本馬最先着となる３着と好走。時計が遅いのが良かったのかもしれませんね。今回は初の1200ｍ戦でさすがについて行くスピードはないでしょう。雨の中京で時計は掛かりそうなのは良さそうですが雨馬場自体はあまり得意ではないと思いますがどうでしょうか。最内枠も苦しいですし今回は買いたくありませんね。
②ナランフレグ 丸田恭 ： ダートのデビュー戦を勝ち暫くダートを使われていましたが芝の短距離戦で真価を発揮。殆どのレースで上り上位の脚を使っており切れ味だけならここでも上位の存在。２走前のシルクロードＳが３着で賞金が加算出来ずオーシャンＳも使われ１戦多くなってしまいましたが状態は良さそうなので問題ないでしょう。雨はどうか分かりませんがパワータイプなので荒れ馬場になるのは良いですね。直線を向くまでロスなく運んで上手く馬群を捌ければ一気に突き抜けるかも。
③シャインガーネット 田辺裕 ： ファルコンＳを勝ちＮＨＫマイルＣで６着するなど若いころから短距離路線で善戦。前走のシルクロードＳでは直線で前が壁になる場面もありましたがしっかり伸びて２着。中京は得意ですし道悪も問題なし。力を付けていますのでこの相手でも十分通用しそうです。
④ライトオンキュー 横山典 ： 昨年のシルクロードＳで２着に入り高松宮記念では４番人気に推されましたが鼻出血を発症し17着。今回は昨年の京阪杯７着以来の久々の出走になりますが仕上がりは良くフレッシュな方が走るタイプ。７歳になりましたが条件は良いので一発あるかも。
⑤レイハリア 亀田温 ： 昨年は未勝利戦から４連勝でキーンランドＣを制覇。前走の京阪杯では外枠で前に行くのに脚を使ったからか早々に失速しシンガリ負け。自分の競馬が出来れば一変する可能性はありますが逃げてどこまで粘れるか。
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⑥サンライズオネスト 武豊 ： 条件戦を勝ち上がるのに時間が掛かりましたが昨夏に漸く３勝クラスを勝ってオープン入り。２走前のカーバンクルＳでオープン初勝利を決めると前走の阪急杯でも３着と好走しました。かなり成長が窺えますし1200ｍに短縮されるのは良さそう。
⑦レシステンシア 横山武 ： 昨年の高松宮記念で初の1200ｍ戦に出走し2着に好走。２走前のスプリンターズＳでも２着に入り前走の香港スプリントでも２着と勝ち切れないまでも堅実に上位に来てくれますね。1400ｍがベストだと思いますが今年のメンバーなら勝ち切ってくれるかもしれません。
⑧ジャンダルム 荻野極 ： デビュー当初は重賞勝ちやホープフルＳで２着など活躍。その後は時に好走することもありますが安定感に欠ける感じ。昨年初めてスプリント戦に出走し好時計で優勝。スプリンターの名牝ビリーヴを母に持ち自身も適性があったのでしょう。しかしスタートが悪く出遅れるなどで崩れていますね。前走のオーシャンSではスタートを決め好位で流れに乗り直線で抜け出して優勝。デイリー杯２歳Ｓ以来の重賞制覇を決めました。ただ得意の中山で展開も向いた感じなのであまり評価は出来ませんね。
⑨ロータスランド 岩田望 ： デビューからほとんど崩れることもなく昨年の関屋記念で重賞初制覇。２走前のマイルＣＳではさすがに通用せず12着。前走の京都牝馬Ｓでは２番手から早目に先頭に立ち押し切る強い勝ち方。重めの斤量を背負いながらの完勝で短距離適性を示しましたね。今回初の1200ｍですが前に行くスピードもありますし道悪も得意。この相手でも通用しそうな感じはあります。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・
