天皇賞の出走馬を見ていきましょう。第3弾
⑪メイショウテンゲン 幸英明 : 3歳時に極悪馬場の弥生賞で完勝しましたがその後は凡走続き。長距離に活路を求めてステイヤーズS4着、ダイヤモンドS2着、阪神大賞典3着と好走し長距離適正を示しましたね。ただ上りの掛かるレースでのみ好走出来る感じで速い馬場で速い上がりを求められると厳しいでしょう。天皇賞は案外速い上がりが必要になりがちなので好走の可能性は低そうです。微妙な雨予報もありますがこの馬向きの馬場にはならないと思います。
⑫シルヴァンシャー デムーロ : 米国の競馬で殿堂入りしているアゼリの仔という良血。デビュー戦を勝ちましたがその後は伸び悩み。3歳秋から3連勝しオープン入りしましたが軽度の骨折により休養。半年ぶりの京都大賞典ではしぶとく脚を伸ばし3着。そこからまた休養し今回は7ヵ月ぶり。動き自体は悪くないのですが長距離戦ですし息がもつのか心配ではありますね。血統馬ですし3連勝時にはメールドグラースにも勝っているので力はかなりありそうですがここを叩いて次走の狙いという感じでしょうか。
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⑬ハッピーグリン 和田竜 : 地方馬の身でありながら度々中央の芝のレースを使いそれなりに好走することも。3歳時にはJCに出走し7着でしたが従来のレコードと0.1差の速い時計で走破しました。昨秋転厩し中央所属に。時に好走することもありますがさすがにここでは相手にならないでしょう。
⑭フィエールマン ルメール : デビュー4戦目で菊花賞を制覇。昨年の天皇賞・春も勝ち最強馬として凱旋門賞に挑むも重い馬場に泣き大敗。前走は海外帰り初戦で有馬記念に出走。中団から早めに上がって行き一旦先頭に並びかけるくらいまで行きましたが最後は失速し4着に終わりました。状態は微妙だったと思いますが見せ場は作りましたね。今回も休み明けですが鉄砲は効くので問題なさそうです。スピードもスタミナもありかなり力のある馬だとは思いますが個人的には何故か強さを感じない馬ではあります。京都の長距離G1を2勝しているので適正は完璧でしょうし状態も良さそうで相手もそこまで強そうではないのでまず崩れないと思いますが大外枠は嫌な感じですね。取りこぼしそうな気がしてなりません・・・。
以上、出走馬を見ていきました。