凱旋門賞2021~見解②

競馬予想

凱旋門賞の出走馬を見ていきましょう。第2弾

[9]⑮スノーフォール 牝3 : 2歳時は未勝利戦の1勝だけで全く良い所がありませんでしたがマイル以下の短い所だけ使われていたので合わなかったのかもしれません。今年に入って2050mのG3を勝つと道悪の英オークスでは16馬身差の圧勝。続く愛オークスでも8馬身差の圧勝。そしてヨークシャーオークスも4馬身差で完勝しました。しかし前走のヴェルメイユ賞ではペースが遅くいつもの切れ味を見せることが出来ずに2着に敗れてしまいました。初のロンシャンが合わなかった可能性もありますがあくまで前哨戦ですし本番はもう少しペースも上がるでしょうから見限ることは出来ませんね。道悪OK距離OK。ディープインパクト産駒。今年のメンバーの中で唯一の3歳牝馬ですから55kgで出走出来るのは大きいですね。人気を落とすなら逆に推してみたいがどうか。

[10]⑫シリウェイ 牡3 : 昨年の凱旋門賞当日の極悪馬場のなかジャンリュックラガルデール賞を8馬身差の圧勝。1400m戦とはいえ道悪適正は高そうですね。続くブリーダーズカップJTではスタート後に他馬の煽りを受けてブレーキを掛ける不利を受け最後の直線でも挟まれるようなところがあり5着に敗れました。今年に入ってG3で2着のあと仏2000ギニーに出走しセントマークスバシリカの8着に敗れましたが混戦で着順ほどの差はありませんでした。前走の仏ダービーではセントマークスバシリカの2着と好走。シャドーロールを着けていましたね。道悪OK距離?今回は4カ月ぶりの出走ですし転厩初戦となりますね。初距離ですが2100mの前走を見ると距離延長で良さが出そうな感じ。前に行けますし馬場適性の高さで上位に来るかもしれません。

[11]⑩アダイヤー 牡3 : 今年初戦のクラシックトライアルではアレンカーの2着。続く英ダービートライアルSでも2着と勝ち切れませんでしたが本番の英ダービーではモジョスターやハリケーンレーンを下し優勝。前走のKGⅥ世&QESでは古馬相手に優勝。ミシュリフ、ラヴ、ブルームを下しました。道悪OK距離OK。フランケル産駒。前哨戦のニエル賞を使う予定が後肢の感染症で回避する誤算がありロンシャンが初となるのも心配ではありますね。主戦のビュイック騎手がハリケーンレーンではなくこちらを選んだのはチャンスがあると考えたのでしょう。レイティングはトップ。

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[12]①トルカータータッソ 牡4 : 3歳時は独ダービー2着、バーデン大賞3着。そしてベルリン大賞でG1初制覇。続くバイエルン大賞でも2着と好走しました。今年に入りG2を2戦で6着1着。2走前のベルリン大賞で2着。前走のバーデン大賞を優勝しG1・2勝目を決めました。これでG1を6戦し2-3-1-0と力を見せていますね。道悪OK距離OK。なかなかの実績ですが全てドイツでのもので今回が初遠征。力関係が分からないので難しいですが厳しい感じはします。

[13]⑨ベイビーライダー 牡3 : 未勝利戦から3連勝で重賞初制覇。仏ダービーでは先行して失速しセントマークスバシリカの14着と大敗。パリ大賞でも先行して失速しハリケーンレーンの5着。前走のニエル賞では控える競馬でバブルギフトとハナ差の2着でした。さすがに厳しそうです。

[14]⑦クロノジェネシス 牝5 : 今年初戦のドバイシーマクラシックではミシュリフとクビ差の2着で世界でも通用する力を見せました。前走の宝塚記念では好位からあっさり抜け出し優勝。グランプリ3連覇を決めました。今回は直行での一戦となりますが初戦から力を出せるタイプなので問題ないでしょう。ただロンシャンの馬場と合うのか見てみたかったですね。バゴ産駒なので合いそうですがどうでしょうか。道悪OK距離OK。実力はあるし適正もありそうですが58kgを背負うのは初めてですしあまりにも馬場が悪化すると厳しいかもしれません。

[15]⑥ラービアー 牝4 : 昨年の仏オークスでは4着に敗れましたがヴェルメイユ賞ではタルナワの2着と好走。凱旋門賞にも出走しソットサスの5着と善戦しました。道中は馬群で窮屈でしたし直線に入って前が壁になり外に出すロスがあってそこから良い伸びを見せました。4歳になり3連続2着のあと前走のポモーヌ賞では中団から良い伸びを見せ完勝。道悪OK距離OK。シーザスターズ産駒。衰えはないですし昨年の走りが出来ればチャンスがあるのではないでしょうか。

以上、出走馬を見ていきました。

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