ヴィクトリアマイルの出走馬を見ていきましょう。第2弾
ラヴズオンリーユー デムーロ : リアルスティールの妹。デビューから4連勝でオークス制覇。半年ぶりのエリザベス女王杯は初の古馬との対戦でしたが3着と力を見せましたね。レースでは2番手から逃げ馬を捕らえられず後ろから差される形。いつもより前に行きすぎて終いを無くしてしまいましたね。4連勝中は全て上がり最速でしたからもう少し溜めても良かったかも知れません。しかし久々で+16kgと大幅馬体増でこの結果ですから力はありますね。今回もまた形的には長期休養明け。アーモンドアイと同様ドバイに到着してから中止になったのは痛かったですね。予定が狂った影響がどれほどか分かりませんが本来の力を出せれば上位争い出来る力はあるでしょう。
スカーレットカラー 石橋脩 : 3歳時はイマイチな成績で4歳になってオープン入りすると重賞で3着2着1着と着順を上げ府中牝馬Sを制覇。勢いでエリザベス女王杯に出走しましたが特に見せ場のない7着。続く有馬記念も15着と惨敗しました。休養を挟み今年初戦の前走阪神牝馬Sでは出遅れてほぼ最後方あたりの位置取り。道中で動かず直線で馬群を割って良く伸びサウンドキアラと0.2差の2着でした。中途半端に出していくより直線一気に賭けてみた方が良い結果が出そうですね。今回は主戦の岩田騎手が落馬負傷で乗れないのが痛い。前走のように馬群を割って掲示板があるかどうかでしょうから大外から伸びて来ても届かないでしょうね。
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コントラチェック 武豊 : 牝馬ながら皐月賞に挑戦したバウンスシャッセの妹。これまでフラワーカップとターコイズSを勝ち重賞2勝。G1ではオークス9着、秋華賞15着と全く相手になりませんね。ただ逃げられたときは全て勝っていますから今回も逃げてどこまで粘れるかというレースになるでしょう。週末の天気は土曜日が雨で日曜日には回復模様。雨上がりの府中はほぼ間違いなく内伸び馬場になりますから逃げ残れる可能性はあるかもしれません。ただ外枠を引いてしまったのは痛いですね。コーナーまで距離があるとはいえ内枠に越したことはないでしょう。逆にじんわりとハナに立てるようならチャンスが出てくるか。
サトノガーネット 吉田豊 : 3歳時は秋華賞に出走しましたが10着。昨年はエリザベス女王杯に出走し9着。どうも力不足のようですね。ただここに入っても上りの脚はかなり速いですし負けたレースのほとんどでは着差は1秒以内ですから展開さえ向けばここでも一発大駆けがあっても良いかもしれません。まぁ掲示板止まりだとは思いますが・・・。
トロワゼトワル 三浦皇 : デビュー以来14戦連続掲示板を確保してきた堅実派。重賞でもラッキーライラックやプリモシーンと0.4差と好勝負してきました。しかしここ2戦は16着15着と大敗しています。敗因がイマイチ分からないので怖さはありますが持っている力はなかなかのものでマイルの持ち時計もこの中で1番です。状態は悪くなさそうですし実力を発揮出来ればここでも上位に来る力はありそうです。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・