エプソムカップの出走馬を見ていきましょう。
アップクォーク 津村 : 2走前の白富士Sは好位から進め直線追い出されましたが逃げ馬に突き放され後続にも交わされ3着に終わりました。前走の六甲Sはスタートで大きく出遅れると慌てて押して上がって行き先団につける。直線に入り追い出されるも伸びが悪く勝ったソーグリッタリングから0.7差の11着。初めに脚を使ってしまった分最後は伸びませんでしたね。これまで右回りの0-2-0-5に対して左回りで5-2-1-1。一度の着外もデビュー戦の4着なので左回りならこの相手でもやれそうですね。
アンノートル 柴田大 : 3歳の秋から4歳の秋まで1年間の休養となりましたが+30kgでも3着と好走。そこから自己条件で2着1着1着。2走前の春興Sは中団につけ4角で追い出しを少し待たされる感じ。直線に入ってもなかなか前が開かず残り200mあたりで漸く追い出すと良く伸びましたが最後も前が詰まって追うのを止めました。結局勝ち馬から0.4差の10着。前走の湘南Sはスタートを決め前に行きましたが徐々に下がって直線の入り口ではほぼ最後方あたり。直線に入り追い出されると周りに他馬がいて走りにくい感じでじりじりとしか伸びませんでしたが残り200m過ぎて前が開くと一気に加速し先頭を捕らえるとそのまま突き放し快勝。今回は昇級戦でいきなりの重賞ですが十分通用すると思いますね。問題は1ハロンの延長。1800mの成績があまり良くないのは気になりますが充実期に入った感じで今なら対応できるのではないでしょうか。
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カラビナ 武藤 : 初の重賞挑戦だった日経新春杯は好位の外につけ2400mの長距離戦で終始外々を通り距離ロスのあるレース運びで4角ではすでに手ごたえが悪くなり直線でも伸びがなく外に寄れるなど一杯いっぱい。関西馬ですが関西では一度も馬券になっていませんね。その後中山の自己条件で優勝し休養。5ヵ月の休み明けで札幌日経オープンに出走。先団の後ろのインからレースを進め3~4角で前との差を詰め4角で外に出すと直線で良く伸びましたが勝ったヴォージュから0.7差の3着まで。9ヶ月半休み前走のメイSは中団から直線良く伸びて勝ったダイワキャグニーから0.3差の2着。休み明けは走りますね。今回は得意の東京ですし道悪も合うので雨予報はありがたいですね。ここでも十分通用しそうです。
サラキア 丸山 : 3歳時はチューリップ賞とフローラSで4着、ローズS2着秋華賞4着と世代上位の力を見せていました。2走前の京都金杯は中団から直線内を突き良く伸びましたが勝ったパクスアメリカーナから0.4差の7着。前走の阪神牝馬Sは中団のインでレースを進めましたが直線の伸びはイマイチで勝ったミッキーチャームから0.3差の10着。いつもそれなりには走ってくれますがもうワンパンチ足りない感じはありますね。1800mは良さそうですし抑えは必要かもしれません。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・