マイルチャンピオンシップ2021~見解①

競馬予想

マイルチャンピオンシップの出走馬を見ていきましょう。第1弾

①ホウオウアマゾン 坂井瑠 : デビュー2戦目で初勝利を上げると野路菊Sも勝ち2連勝。続くデイリー杯2歳Sではレコードの2着。朝日杯FSでは速い流れを先行し直線伸び負けて0.7差の9着に終わりましたがレース中に重度の跛行を発症していたので度外視。アーリントンカップでは2番手から抜け出し0.2差つけ優勝。NHKマイルカップでは速めの流れを2番手で追走したため直線で失速し9着。前走のスワンSでは途中から先頭に立ち淀みのない流れで引っ張り直線でも粘りましたが3着まで。休み明けで+22kgは成長分を含んでも重め残りだったでしょうから叩いた上積みはありそうですね。ただ力関係で見劣りそうです。今回も逃げそうですが展開が向いて3着あるかどうかですが厳しい感じはあります。

②クリノガウディー 岩田望 : 昨年の高松宮記念で1位入線も4着降着。その後はイマイチな成績が続いていましたが5走前に岩田康騎手に乗り替わると1着1着3着と好走。余程手が合うのでしょうか。しかしスプリンターズSで8着、スワンSで15着。右回りになると成績が落ちますね。ここも右回りですしマイルも久々。この秋4戦目で上がり目もなく息子に乗り替わり。買う要素がありませんね。

③シュネルマイスター 横山武 : デビュー戦とひいらぎ賞を連勝。弥生賞で2着のあとNHKマイルカップでは速い流れの中、中団から直線で良い伸びを見せ優勝。速い時計にも対応出来ましたね。安田記念では後方につけ3~4角で徐々に上がって行き直線に入ると外から良い伸びを見せましたが勝ったダノンキングリーから0.1差の3着でした。斤量差が大きかったとはいえ一線級の古馬相手に実力を示しましたね。前走の毎日王冠では後方につけ直線で外に出すとぐんぐん伸びて先に抜け出したダノンキングリーをアタマ差捕らえて優勝。強い勝ち方でしたがダノンキングリーは動くのが早過ぎた感じですし他のメンバーはかなりレベルの落ちる相手だったので評価しすぎるのは危険かも。

④サリオス 松山弘 : 3歳時には皐月賞、ダービーともにコントレイルに敗れ2着でしたが世代2位の実力を示しました。昨年のこのレースでは外枠で出遅れて後方からになり前残りの展開のなか最速の上りで追い込むもグランアレグリアに0.4届かず5着。大阪杯は積極的な競馬で前目につけ最後の直線で最内に進路を取り良く粘りましたが最後は厳しくなってしまい5着でした。直線で内目は全く伸びない馬場だったので外に出せばもう少し頑張れたかもしれません。前走の安田記念ではスタートして先行集団に取り付こうとしたところで前の馬が下がってきた影響を受け中団後ろまで下がってしまう。直線で外に出し追い出すもグランアレグリアが強引に切れ込んで来てブレーキをかけ再度追い出し8着に終わりました。ここ3戦ともはっきりとした敗因がありますし力を出せればもっとやれる馬でしょう。今回はブリンカーとクロス鼻革を装着するとのことで効果次第では久々のG1勝利も見えてくるか。

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⑤サウンドキアラ 武豊 : 昨年のヴィクトリアマイルでアーモンドアイの2着と好走。その後はイマイチな成績が続いていましたが今年の高松宮記念は中団から大外を廻して上がって行き直線もソコソコ伸びて6着でした。伸びかけたところでやや前をカットされた場面もあって0.4差でしたから力は見せましたね。今年のヴィクトリアマイルは11着と完敗。前走のスワンSではスタートを決めて一旦好位につけたもののポジション取りでごちゃついてどんどん位置を下げてしまい結局中団後ろ。直線でも前が壁になり追い出しを待たされる場面がありながら馬群を縫っていい伸びを見せダノンファンタジーと3/4差2着。久々に好走出来ました。これでかつての力を取り戻したのなら怖い存在になるがどうでしょうか。

⑥ケイデンスコール 岩田康 : デビュー当時は新潟2歳Sを勝ちNHKマイルCでは人気薄ながら2着と激走するなど活躍。しかしそれ以降は全く良い所がなく1年半ほど馬券に絡むことがありませんでしたが今年に入りいきなり金杯を勝つと中山記念で2着。マイラーズCも完勝と完全に本格化した模様。しかし安田記念では夏バテの傾向があったそうで10着と完敗。前走の毎日王冠もまだ回復途上ということで9着。今回はかなり状態が上がっている様子で本調子を取り戻したのなら注意は必要かも。

⑦インディチャンプ 福永祐 : 19年に安田記念とマイルCSを勝ちマイル王に。しかし昨年は安田記念3着、マイルCS2着と勝ち切れませんでした。その後はスプリント路線に向かうべく1400mに短縮しましたが阪神カップ3着、阪急杯4着に終わりました。高松宮記念で更に1ハロン短縮して初の1200m戦。道悪で外差し有利な馬場状態の中、内を突いて伸び0.1差の3着でした。勝ちに等しい内容でスプリンターとしての力を見せましたね。前走の安田記念では直線で一旦先頭に立ちましたが次々交わされ4着に終わりました。堅実には走っていますがマイル戦では以前ほどの力はなくなった感じですね。今回も善戦はするでしょうが掲示板止まりではないでしょうか。

⑧ダーリントンホール 和田竜 : デビューから4戦連続で馬券内に入り共同通信杯も勝利するなど活躍。しかしその後は皐月賞6着、ダービー13着、金杯17着と不調。喉の疾患があるとのことで手術をし10ヵ月ぶりのレースとなった前走の富士ステークスでは出遅れて後方から。直線入口でほぼ最後方の位置取りから前が壁になり残り300m辺りまで追い出せず漸く前が開くと一気に伸びて5着。初のマイル戦もこの馬には合っていたようで叩いた今回は上積みが大きく一発の気配あり。

以上、出走馬を見ていきました。

次回へ続く・・・

 

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