天皇賞・春2022~見解①

競馬予想

天皇賞・春の出走馬を見ていきましょう。第1弾

①アイアンバローズ 石橋脩 : 1億円超えの高額馬ですが出世が遅れて4歳の昨年漸くオープン入り。重賞では掲示板にも乗れていませんでしたが2走前のステイヤーズSでは2着と好走。前走の阪神大賞典でも2着で長距離適正を示しましたね。積極的なレース運びも奏功しているでしょう。今回は最内枠を引き前に行くでしょうし叩いた上積みも大きそうでチャンスはあるかも。

②ハーツイストワール ルメール : こちらも1億円超えの高額馬ですが条件戦を勝ち上がれずに6歳になった今年漸く3勝クラスを卒業しました。重賞も未出走でいきなりのG1挑戦では厳しいと思いますが終いの脚は良いものがありますし長距離に適性があれば案外やれるかもしれません。

③ディバインフォース 田辺裕 : 3歳時には菊花賞で4着と好走し長距離適正を見せましたがその後はなかなか条件戦を勝ち上がれず足踏み。昨年の天皇賞では格上挑戦のうえ中1週での出走ということもあり惨敗。年末のステイヤーズSでも格上挑戦でしたが早めに動いて良い脚を長く使って差し切り勝ち。重賞初制覇を決めました。前走の日経賞では距離不足と前残りの展開もあって完敗。叩いた今回は距離も伸びて捲りが嵌る展開になれば一発あっても。

④ユーキャンスマイル 藤岡佑 : 菊花賞3着馬で天皇賞・春でも5着4着と好走したことがあり阪神大賞典でも1着2着があり長距離向きなのは明らか。中距離ではスピード不足のようで近走は好走出来なくなり衰えが顕著ですね。有馬記念でも後方から少し差しただけの9着でしたし前走の阪神大賞典は得意のハズですが前から離された5着とイマイチ。今回も条件は良いですが好走の可能性は低そうです。

⑤マカオンドール 松山弘 : 2走前の万葉Sでは後方からになりましたが4角で最内を突き前との差を詰め直線でも内から良く伸びて差し切り勝ち。初の3000mでしたが最後までしっかり脚を使い長距離適正を示しました。前走の阪神大賞典でも後方から。2週目の3~4角で馬群の中を上がって行き直線に入ると外から良い脚で伸びて来て0.4差の4着、3着とはハナ差でした。今回は主戦の松山騎手に戻りますしチャンスはありそう。雨馬場でも勝っていますしスタミナとパワーがあってここはピッタリの舞台ではないでしょうか。このレースと相性がいいステゴ系ですし一角崩しの可能性は十分。

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⑥メロディーレーン 岩田望 : 3歳時に牡馬相手の菊花賞で5着と好走し長距離適正を示しましたがその後はパッとしない成績。小さい馬ですから得意の長距離戦でも56kgを背負うとどうにもなりませんね。弟に頑張ってもらいましょう。

⑦テーオーロイヤル 菱田裕 : デビュー4戦目に距離を伸ばして初勝利を上げると続く青葉賞でも惜しい4着。そこから休養を挟んで条件戦を3連勝で卒業。そして前走のダイヤモンドSも勝ち4連勝で重賞初制覇を決めました。どこからでも競馬ができる器用なタイプですし終いの脚も確実。長距離戦でも問題ありませんでしたしスタミナはありそう。問題はG1初挑戦ということと中型馬で初の58kgがどうかですね。パワーよりも軽いキレ味タイプだと思うのでタフな阪神の道悪になると苦しくなる可能性は高そう。

⑧クレッシェンドラヴ 内田博 : 8歳馬ですが3000m越えのレースは今回が初めて。以前は中距離を中心に後方から差してくるレースをしていましたがここ2戦は好位からのレースが出来るようになりました。2戦前のAJCCでは好位から直線で伸びてきたところで他馬に寄られて挟まれ失速。0.6差の7着でした。勢いが削がれたのは痛かったですね。前走の日経賞では2番手で流れに乗り4角でタイトルホルダーに並びかけ直線に入り4頭での叩き合いになりましたが切れ負けて0.3差4着でした。衰えは感じませんしステゴ産駒なのも魅力。道悪が進めばチャンスがあるかもしれません。

⑨ヒートオンビート 池添謙 : ここ3戦重賞で2着3着3着と好調。いつも良い末脚で差してきてくれますね。3000m越えは未経験ですがベストではないでしょう。阪神は得意で1-6-0-2。ただ軽い馬場での切れ味勝負に向いたタイプだと思うので雨でより一層力のいる馬場になった場合は苦しくなりそうです。万が一雨が降らずに軽めの馬場になったのなら十分やれそうですがどうでしょうか。

以上、出走馬を見ていきました。

次回へ続く・・・

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