弥生賞の結果です。
中山競馬場は朝から雨が降り続きかなり悪い馬場状態で内側はさらに酷い感じ。
スタートで⑤シュヴァルツリーゼが挟まれ後方から。①ラストドラフトがスッと前へ行き先頭。③カントルが続き内から②ニシノデイジーも前へ。外から⑥ヴァンケドミンゴが上がって行き⑨ナイママも追いかける。中団に④サトノラディウス外から⑩メイショウテンゲン。離れた後方に⑧ブレイキングドーンさらには⑤シュヴァルツリーゼも続く。そこからかなり空いて最後方に⑦ラバストーンという隊列。
道悪にしてはまずまず速めの平均ペース。3~4角で⑨ナイママや⑩メイショウテンゲンが外から早めに前を捕まえにかかり後方各馬も捲り気味に上がって行く。
直線に入り先頭は最内の③カントル。②ニシノデイジーも並び外から⑩メイショウテンゲン中の①ラストドラフトも一線。
4頭横一線のまま残り200mで①ラストドラフトが脱落。代わりに外から⑧ブレイキングドーンと⑤シュヴァルツリーゼが上がってくる。
残り100mで⑩メイショウテンゲンが抜け出し先頭。外から⑤シュヴァルツリーゼも凄い勢いで追いかける。
そのまま⑩メイショウテンゲンが先頭でゴール。1+1/2差で⑤シュヴァルツリーゼが2着に上がりさらに⑧ブレイキングドーンが接戦の3着争いを制し3/4差でゴール。アタマ差で②ニシノデイジー。ハナ差で③カントルと入線。
1着⑩メイショウテンゲン(消)
2着⑤シュヴァルツリーゼ(△)
3着⑧ブレイキングドーン(〇)
4着②ニシノデイジー(◎)
5着③カントル(✕)
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勝った⑩メイショウテンゲンは切れる脚を使えないので道悪の恩恵を最大に生かせた勝利。ただいつもの出遅れや外に逃げる様子はなく成長も窺えましたね。本番でも道悪なら楽しめそうです。
2着の⑤シュヴァルツリーゼはスタートで挟まれて後方からになり道中も走りにくそうな感じでしたが最後は凄い伸びでした。まだ2戦目で厳しいレースになった割に強い内容でしたね。これなら良馬場でさらに良くなりそうだし本番でも上位争いに加わって来るのではないでしょうか。
3着の⑧ブレイキングドーンは後方からの競馬になってしまいましたが差し展開になったのでかえって良かったですね。道悪自体は問題なさそうですがもうワンパンチ欲しい感じ。とりあえず権利が取れて良かったですね。本番ではもう一段前目で運んだ方が良さそうな気はします。
4着の②ニシノデイジーはレース前からテンションが高めで道中も気の悪さを見せていましたね。内枠もありましたが終始馬場の悪い内目を通っては厳しかったでしょう。どこかで外に出していれば結果は違ったかもしれませんね。ただあの感じで僅差の4着なら力はあると言えるでしょう。まだ見限るのは早計で本番で評価を下げ過ぎないように気を付けたいですね。
5着の③カントルは速めのペースを追いかけたことや馬場の悪い所を通ったことを思えばまずまず力を見せたと言えますが、切れの無さを道悪でカバー出来たとも言えるので評価が難しいですね。皐月賞出走は厳しくなったと思うのでダービーへ向けて仕切り直しですね。
人気の①ラストドラフトは直前の乗り替わりで逃げる展開になってしまいましたし道悪も良くなかったと思うので度外視したいですね。
今回の結果は皐月賞に繋がらないでしょうから参考にならないですね。本番も道悪になるかもしれませんが今回はかなり悪かったので難しいところです。