NHKマイルカップの出走馬を見ていきましょう。第４弾
ニシノストーム 江田照 ： デビュー５戦目に勝ち上がり。続く1勝クラスでも中団からしっかり伸びて突き放す強い勝ち方で2連勝。３～４角で大外から上がって行きかなりロスの大きなレースでしたがなかなかの強さを見せてくれました。これまで全て1200ｍ以下のレースしか使っていませんし常識的には買えない馬ですがポリトラックとはいえ調教の動きは軽快ですし鞍上が穴ジョッキーですから押さえたくはなりますね。馬自身も短距離タイプに見えませんしもしかしたらの魅力はあります。
ソウルトレイン 藤井勘 ： デビュー２戦目で勝ち上がり。１勝クラスで５着のあと東スポ杯に出走しましたが２番手から粘れず最下位の８着。そこから１勝クラスで２着１着。休養を挟み前走のNZTでは好位から伸びがなく５着まで。速めのペースで展開も合いませんでしたがやや力不足だと思います。ここはさらに相手が揃いますし厳しい戦いになりそうです。
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ストーンリッジ 松田大 ： 兄弟にマウントシャスタなど活躍馬多数の良血。新馬勝ちの後きさらぎ賞に出走しクビ差の２着と好走。前走の毎日杯は好スタートからスッと前に行きましたが鞍上が手綱を引いて徐々に下がってしまいレース中盤では後方の位置取り。そこから再度上がって行き直線入口でやや追いづらい場面もあり伸びが悪く結局勝ったサトノインプレッサから１秒差の６着に終わりました。チグハグなレースになってしまい度外視したいですね。馬場も良馬場のほうが良いでしょう。今回は時計の速い東京のマイル戦で変わり身があるかもしれません。
ウイングレイテスト 横山武 ： 主戦の松岡騎手がかなり惚れ込んでいる馬でそのうち大きい所を狙えるとの評価。デビュー２戦目で初勝利。休養を挟み大きく馬体を増やしデイリー杯に出走。後方から良い伸び脚を見せ２着。続く朝日杯は好位につけ直線に入りましたが伸びがなく９着に敗れました。ペースが速く前に行った馬には厳しくなりましたね。休み明けのファルコンステークスで６着の後前走のNZTでは後方から３～４角で外から上がって行き４角出口で内からルフトシュトロームにぶつけられ大きく外に弾き飛ばされました。そこから直線ぐんぐん伸びて0.1差の３着でした。大きな不利でしたが力を見せましたね。勝ったルフトシュトロームも同じように外に振られましたがこちらの方が不利は大きかったので勿体なかったですね。良馬場の東京でどうかですが力を出せれば十分通用しそうです。
