菊花賞の出走馬を見ていきましょう。第2弾
⑥ヴェルトライゼンデ 池添謙 : 昨年の菊花賞馬ワールドプレミアの弟。ホープフルSでコントレイルと0.2差の2着と好走。皐月賞は馬場が合わなかったか8着と崩れてしまいました。ダービーでは上位2頭には離されましたが3着。休み明けの前走神戸新聞杯では後方から4角で外に出し直線で大外からぐんぐん伸びてコントレイルから2馬身差の2着でした。ダービー後に軽い骨折が判明し入厩後には熱発がありセントライト記念の予定を伸ばしての出走になりながらしっかり2着を確保出来たのは実力あってのもの。叩いた上積みは大きいと思いますし距離をこなせれば好走出来るかもしれません。
⑦ダノングロワール 北村友 : デビュー3戦目に初勝利。そこから3着1着1着と距離を伸ばして良さが出ましたね。ここ2戦は古馬相手に連勝。特に前走の九十九里特別では後方からかなり長く良い脚を使って勝ち切り力を見せました。距離はさらに伸びて良さそうですし前走の末脚を見る感じでは京都の適正は高そうです。戦ってきた相手は強くないですがデビュー戦で単勝1.5倍の支持を受けた馬ですし力を付けた今なら世代上位組とも互角にやれるかもしれません。
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⑧ディープボンド 和田竜 : 皐月賞では終始荒れた内側を通っていたし主戦の和田騎手が騎乗停止中で横山典騎手に乗り替わっていたこともあり10着と完敗。そこから京都新聞杯に出走し優勝。ダービーでは外目の枠から前に行き先行3~4番手でレースを進める。直線に入り最後までしぶとく脚を使い5着と好走。あっさり沈みそうなところから良く粘りましたね。休み明けの前走神戸新聞杯では好位3番手からレースを進め直線に入り一旦先頭に並びかけましたがコントレイルに道を譲る感じで外に避け前に行かせてから再度伸びて2着あるかと思ったところで内外から交わされ4着でした。叩いた上積みは大きいですし距離延長も良い。終いまでかなりしぶとく脚を使えますから京都の外回りはベストな舞台でしょう。今回もコントレイルのアシストをすると思いますがこの馬も馬券圏内に入る可能性は十分ありそうです。
⑨アリストテレス ルメール : デビュー2戦目で初勝利を上げましたがそこから3戦連続2着で賞金を積めず続くプリンシパルSでは初めて崩れて6着。そこから休養を挟んで立て直し古馬相手に2連勝を決めました。夏を越えてそれなりに成長したようですが本格化はもっと先でしょうからまだそこまで強さを感じません。そんなに切れる感じもありませんし鞍上人気をするようなら評価を下げたいですがどうでしょうか。
⑩サトノフラッグ 戸崎圭 : デビュー2戦目で初勝利を上げそこから3連勝で弥生賞を制覇。皐月賞では中団から徐々に上がって行き4角では良い感じに見えましたが直線の伸びがなく5着まで。ダービーでは後方で脚を溜めて直線で追いだしましたが反応が鈍く残り200m辺りで漸く伸び始めて11着。しかし3着馬とは0.4差ですから着順ほどは負けていませんね。休み明けの前走セントライト記念では後方で脚を溜め3~4角で外から上がって行き凄い勢いで逃げたバビットに迫りましたが直線へ入っても相手がかなりしぶとくて結局捕まえることが出来ずに0.3差の2着に終わりました。連勝中の相手に比べてこちらは休み明けだった分もあるでしょうか。叩いた上積みがありそうですし距離延長も良さそう。スパッと切れる脚はありませんが長く良い脚を使えるので京都の外回りは合いそうですね。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・