ジャパンカップの出走馬を見ていきましょう。第1弾
アーモンドアイ ルメール : 今更説明の必要がないG1・8勝馬。問題は距離適性とローテでしょうね。ベストは1600mでしょうがスピードが衰えた分今は2000mの方が良さそう。しかし天皇賞・秋の結果からは2000mでも衰えは隠せませんね。今回はさらに伸びて2400m。2年前のこのレースではワールドレコードで圧勝しましたがさすがに今は長いでしょう。どスローの瞬発力勝負なら問題ないと思いますが誰かが早めに動いてくるでしょうから厳しい感じはします。ローテ的には休み明けの強さに対して2戦目の頼りなさが目立ちますし明らかに前走が本番でしたから上積みはないでしょうね。しかも今回で引退ということで無理はしないでしょうからお釣りでどこまでやれるかといったところか。
ウェイトゥパリス デムーロ : 唯一の外国馬でこの馬もここが引退レース。3走前のサンクルー大賞で7歳にして初G1制覇と衰えてはいないのでしょう。しかしそもそも日本の馬場に合うタイプとも思えませんしデムーロ騎手の調子の悪さを見ても買う気になりませんね。
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カレンブーケドール 津村明 : デビューから11戦走って4着が1度あるだけでそれ以外は全て馬券圏内という堅実派。しかも昨年のこのレースも含めて3度のG1でも全て2着と勝ち切れませんが力はかなりありますね。このレースに強いディープ産駒ですし3強が牽制しあっている間にしれっと馬券圏内に紛れ込んでも不思議ではないでしょう。
キセキ 浜中俊 : 2年前のこのレースでワールドレコードを演出するスピードを見せアーモンドアイの2着に好走。その後も大阪杯で2着、宝塚記念では2年連続2着と力を見せていますね。前走の天皇賞・秋では3番手で折り合い4角辺りで進出開始し直線に入り前を捕らえにかかりましたが切れ負けの形でアーモンドアイから0.8差の5着に終わりました。このレースではスタートを決め好位からきれいなレース運びが出来ましたが現状瞬発力勝負では厳しい感じですね。長く良い脚を使えるタイプなので中団から早めに動いて持続力勝負に持ち込めればまだまだやれそうですがどうでしょうか。
クレッシェンドラヴ 内田博 : 2走前の七夕賞を勝ちましたが前走のオールカマーでは4着。さすがにここに入って馬券圏内に絡んでくることはなさそうです。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・