凱旋門賞2021~見解①

競馬予想

凱旋門賞の出走馬を見ていきましょう。第1弾

[1]⑧モジョスター 牡3 : 未勝利の立場ながら英ダービーでアダイヤーの2着(3着はハリケーンレーン)。愛ダービーでは直線で挟まれる不利があり5着。その後未勝利戦を勝ち上がり前走の英セントレジャーではハリケーンレーンの2着。1勝馬ですが実績十分ですしチャンスはありそう。道悪OK距離OKロンシャン初。凱旋門賞で度々好走しているシーザスターズ産駒なのも良い。

[2]②ハリケーンレーン 牡3 : デビュー3連勝で重賞初制覇。英ダービーではアダイヤーの3着で初黒星を喫しましたがそこからG1・3連勝を決めました。特に2走前のパリ大賞では今回と同じ道悪のロンシャン2400mで6馬身差の圧勝でした。前走の英セントレジャーと凱旋門賞を連勝した馬はいないそうですが豊富なスタミナは武器になりそうです。道悪OK距離OK。フランケル産駒。主戦のビュイック騎手がアダイヤーを選んだのは気になりますがこの馬にもチャンスはありそう。

[3]④タルナワ 牝5 : 2~3歳時は目立った成績を上げていませんでしたが4歳になってからG1・3連勝を含む5連勝を決めました。昨年ロンシャン2400m良馬場のヴェルメイユ賞で59.5kgを背負ってラービアーに3馬身差つける完勝。3週間後の凱旋門賞に向かわず同日に行われた2000m不良馬場のオペラ賞を勝ち馬場状態不問の力を見せました。そして次走のブリーダーズカップでマジカルを下しG1・3連勝。前走のアイリッシュチャンピオンSではセントマークスバシリカの3/4差2着に敗れ連勝が途切れてしまいましたが直線で勝ち馬が外に張り出してくる不利を受けました。道悪OK距離OK。ここは休み明け3戦目で他馬に比べて上積みが大きそうですし好走必至か。

[4]⑤ラヴ 牝4 : 3歳時には圧倒的な強さを見せG1・3連勝。そこから凱旋門賞を予定していましたが道悪を嫌って直前で回避。そのままシーズンを終えました。今年6月に復帰しプリンスオブウェールズSを勝ってG1・4連勝。しかしそこからKGⅥ世&QESでアダイヤーの3着。英インターナショナルSでミシュリフの3着。前走のG2でも2着に敗れるなど精彩を欠いています。道悪✕距離OK。ガリレオ産駒。今年も道悪濃厚ですしあまり期待は出来ませんね。

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[5]②ディープボンド 牡4 : 昨年は京都新聞杯で重賞初制覇。ダービー5着、神戸新聞杯4着、菊花賞4着と惜しいレースが続きますがコントレイルの露払い役をやっていた様に見えましたしその割に自身も崩れないのは豊富なスタミナあってこそ。今年の阪神大賞典ではかなり悪い馬場で圧勝しスタミナとパワーを証明しました。天皇賞・春では2着に敗れてしまいますが手応えの割に最後までしぶとかったですね。前走のフォワ賞ではマイペースの逃げに持ち込み33秒台の上りを使って完勝。良馬場でしたがロンシャンに適性はありそうですね。道悪OK距離OK。祖父ディープインパクトが3位入線。父キズナが4着だったので本馬も良いレースが出来そうです。

[6]⑭バブルギフト 牡3 : 2走前のパリ大賞ではハリケーンレーンと大差の6着。前走のニエル賞は後方から差し切り勝ちを決め重賞2勝目を挙げました。道悪OK距離OK。ガリレオの仔のナサニエル産駒。さすがに実績不足ですが地元フランスの3歳馬ということで血統やロンシャン適正で穴を開けないか。

[7]③ブルーム 牡5 : 3歳時にG3を連勝しましたが英ダービー4着、愛ダービー6着に終わりました。その後は調子が整わず4歳になっても2戦したのみ。今年に入って漸く復調すると3連勝を決めG1のタタソールズGCで2着、G2のハードウィックSも2着。そしてサンクルー大賞を逃げ切ってG1初制覇。2走前のKGⅥ世&QESでアダイヤーの4着。前走のフォワ賞ではディープボンドの2番手につけそのまま前を捕らえられず2着のままゴール。道悪OK距離OK。ガリレオの仔のオーストラリア産駒。地味ですがそれなりの力はありますし武豊騎手が乗るので応援したいです。

[8]⑬アレンカー 牡3 : 今年初戦のクラシックトライアルではアダイヤーを下し優勝。キングエドワードⅦ世Sも勝って重賞連勝。2走前のパリ大賞ではハリケーンレーンの3着。前走の英インターナショナルSではミシュリフには離されましたがラヴに先着する2着。道悪OK距離OK。人気はなさそうですが3着を外したことがないですしそれなりの成績を残しているので怖さはあります。

以上、出走馬を見ていきました。

次回へ続く・・・

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