ヴィクトリアマイル2022~見解①

競馬予想

ヴィクトリアマイルの出走馬を見ていきましょう。第1弾

①デアリングタクト 松山弘 : 2年前の3冠牝馬ですがここは1年ぶりの久々で常識的には狙いづらいですね。動きは徐々に良くなっているようですがまだ太く見えますし今回は押さえまででしょう。

②ソングライン 池添謙 : 昨年は桜花賞で不利を受けて15着でしたが続くNHKマイルカップで直ぐに巻き返し好時計の2着。その後古馬相手の重賞で関屋記念3着、富士S1着とマイル戦での強さを見せつけました。阪神カップでは15着と崩れてしまいますが阪神が合わないのか右回りがダメなのか。前走はサウジアラビアへ遠征し1351ターフスプリントというG3に出走し優勝。今回は海外帰り初戦となりますが状態は良さそうなので問題ないでしょう。得意の東京マイルなら崩れないか。

③メイショウミモザ 鮫島克 : 今年初戦の小倉の1200m戦では好時計で圧勝。続く北九州短距離Sでは3番人気に推されながら13着と大敗。道悪が堪えたのかスタートから行きっぷりが悪く4角でかなり大外に出すロスもあり0.6差。この2走は同コースでしたが2秒も時計が掛かってしまって時計の速い馬場に適性が高そう。前走の阪神牝馬Sでは好スタートから前に行きますがぐっと抑えて中団のイン。直線に入り内から良く伸びて前の馬を交わすのに中に切り替え再度伸びて差し切り完勝。着差は半馬身でしたが切り替えずに真っ直ぐ走れればもっと差がついたでしょう。かなり力を付けていますし母のメイショウベルーガは長めの距離で活躍していたので前走をフロック視するのは危険。

④マジックキャッスル 戸崎圭 : 昨年の3着馬ですが近走は不振。前走の阪神牝馬Sでも直線最後方から良い脚で追い上げましたが5着まで。徐々に良くなってきているようですが今年のメンバーだと買いにくいですね。

⑤ソダシ 吉田隼 : 阪神JFと桜花賞のG1・2勝馬。2走前のチャンピオンズCでは初ダートがG1では厳しかったか12着と惨敗。前走のフェブラリーSでは慣れも見込め雨で締まった馬場にもなり得意のマイル戦ということで3着と好走しました。今回は芝に戻しますが東京マイルはベストだと思いますし時計の速い決着になりそうなのも良いですね。気性面で信用しきれないところもありますが力を出せればこの相手でも十分上位争いになるでしょう。

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⑥ディヴィーナ 武豊 : 母はヴィクトリアマイルを連覇した名牝ヴィルシーナ。デビューが遅くて出世が遅れていますが前走で3勝クラスを勝ち上がり漸くオープン入り。さすがにいきなりのG1挑戦では厳しいですが中京のマイル戦で3戦3勝と左回り向きな感じがありますし好位から良い脚を使えるので案外通用するかもしれません。

⑦レシステンシア 横山武 : 昨年のこのレースでは好位から切れ負けて6着。前走の高松宮記念ではハイペースで逃げてしまい最後は失速して6着でした。マイルではハイペースで逃げた方が良いですしスプリントでは溜めて終いを生かした方が良いタイプでしょう。前走は+18kgと重め残りもあったかもしれませんが今回もさらに増えている感じでそこは心配ですね。前残りの馬場になりそうなのは良いですが勝ち切るのは難しそう。

⑧クリノプレミアム 松岡正 : 今年初戦の京都金杯で直線で捌くのに手間取った分届かず5着でしたが力は見せていました。2走前の中山牝馬Sで松岡騎手に乗り替わるとブービー人気ながら優勝。重賞初制覇を決めました。前走の福島牝馬Sでも2着と好走しもうフロックではないでしょう。レースでは抜け出すのが早すぎて最後に差されてしまいましたがかなり強さを感じました。前に行く脚もありますし切れる脚も使える。この相手でも通用して来そうです。

⑨アブレイズ 菅原明 : 2走前の中山牝馬Sでは中団につけて3~4角で上がって行き直線に入るとしぶとく伸びて先に抜け出したミスニューヨークを捕らえましたが後ろから来たクリノプレミアムに半馬身交わされ2着でした。ハンデが重かった割に頑張りました。前走の福島牝馬Sでは中団につけ3~4角で馬群の中から上がって行き直線でも馬群の中に突っ込んで行き伸びて来そうでしたが伸びずに9着に終わりました。外伸び馬場でしたし他馬を気にして伸びなかったとのことで広い東京でのびのび走れば変わるかもしれません。

以上、出走馬を見ていきました。

次回へ続く・・・

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