有馬記念の出走馬を見ていきましょう。第3弾
⑨アーモンドアイ ルメール : 現役最強馬がまさかの参戦で一気に豪華な有馬記念になりましたね。安田記念はスタートの不利などがあり3着に敗れましたが負けて強しの内容。前走の天皇賞・秋では好位のインから楽々抜け出し完勝と改めてその強さを示しましたね。今回は熱発で香港を回避し急遽の参戦になったことや初の中山、初の2500mと条件的には厳しいものになりました。しかし状態は良さそうだし距離も問題ないと思うので中山競馬場だけが少し心配。これまで殆ど左回りで直線の長い高速馬場の東京で強さを見せてきた馬ですから条件的には真逆の適正が必要になってきます。普通の馬なら疑ってかかりたいところですがこれだけの馬ですから安田記念のような不利でもなければ崩れることはないでしょう。たとえ敗れたとしても馬券圏外に飛ぶことは考えにくいですね。人気でも中心視は仕方のないところでしょうか。
⑩サートゥルナーリア スミヨン : 春までは3歳世代の総大将でしたがダービーで気持ちの弱さを見せ完敗。神戸新聞杯では立て直して完勝して見せポテンシャルの高さを改めて証明しました。しかし前走の天皇賞・秋ではまたもや崩れてまさかの6着と掲示板にも乗れませんでした。いまいち敗因がはっきりしませんが東京の地下馬道が嫌いという話も。ともかく東京ではレース前にエキサイトしてしまい力を出せずに2戦2敗。これが本当に東京がダメなのか左回りがダメなのかそれともG1の大騒ぎがうるさいのか原因がはっきりしないと右回りの中山でも心配で中心視出来ないですね。持っている力はここでも十分通用すると思うのでアーモンドアイに勝てる馬がいるとすればコレでしょうが・・・
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⑪キセキ ムーア : 2年前の菊花賞ですがその後調子を崩した時期がありました。昨年の秋から調子を取り戻しG1でも常に上位争い出来ていますね。前走の凱旋門賞はさすがに相手になりませんでしたが日本馬では最先着。昨年のこのレースは秋4戦目の厳しいローテのなか速めのペースで逃げたぶん最後は失速してしまいましたが勝ち馬から0.6差の5着と良く粘りました。もう少しペースを落とせれば馬券圏内に踏ん張れたかもしれません。今年は海外帰りではありますがローテ的には秋3戦目でまだまだ元気。さらに今回は他にも逃げ馬がいるうえに逃げるイメージがないムーア騎手鞍上ということで2~3番手からの競馬になりそう。もともと切れるタイプの馬でしたし近走とは違った面が出て一発あるかもしれません。
⑫クロコスミア 藤岡佑 : 前走のエリザベス女王杯で3年連続の2着という記録を打ち立てました。エリザベス女王杯での好走が目立ちますが何気にどんな条件でも好走出来るタイプで初の有馬記念でもいつも通り走れそうですね。今回が引退レースということで悔いのない仕上げになっているでしょうし有馬得意なステゴ産駒でもあり2~3番手から抜け出す競馬で一発ないでしょうか。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・