有馬記念の出走馬を見ていきましょう。第4弾
⑬アルアイン 松山 : 今年は大阪杯を勝ち宝塚記念でも4着とマズマズ。しかしこの秋は天皇賞・秋14着、マイルCS16着と大敗続き。昨年は同レースで4着3着だっただけにもう衰えたのかもしれませんね。早枯れのディープ牡馬ですし今回が引退レース。さすがに厳しそうですね。
⑭ヴェロックス 川田 : デビューからここまで4着が1度あるだけで他はすべて馬券圏内と堅実。そのぶん勝ち切れませんがクラシックでも2着3着3着と常に上位争い出来ていました。今回そこで敗れたサートゥルナーリアとワールドプレミアが出て来ますしそもそも3歳世代のレベルが疑われている現状でこの相手に対して勝負になるのか怪しいところですが相手なりに走れる可能性も捨てきれませんね。好位につけて上がりは全て3位以内。これなら崩れないのも納得出来ますね。しかし今回外枠を引き脚質的に外々を廻らされる懸念がありますし本来2000m辺りがベストな馬で距離ロスは避けたかったですね。余裕があれば押さえる程度でしょうか。
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⑮アエロリット 津村 : G1だろうが牡馬相手だろうが条件さえ合えばしっかり好走して来ますね。ベストは東京の1600~2000mというイメージで今回の中山2500mというのは合わないような気もしてしまいますが本当にそうでしょうか。戦績を見ると中山は2度の重賞を含め3戦して0-3-0-0と好走出来ていますし馬体もパワータイプの大型馬。距離は2000mまでしか経験はありませんが前走の天皇賞では最後失速しそうになりながら再度盛り返して3着に粘りましたし小回りの中山ならギリギリ持たせるかもしれません。これまで崩れたのは長距離輸送の関西と海外だけで道悪も苦手。今回は輸送の短い関東圏でのレースですし幸い雨の降りだしは遅れそう。これなら案外走れるかもしれません。警戒したい1頭。
⑯シュヴァルグラン 福永 : 今年は海外を転戦してドバイでは2着と好走しまだまだ元気。有馬記念はこれまで3回出走して6着3着3着と相性は良さそうですね。前走のJCは海外帰り初戦でいかにも叩き仕上げ。明らかにここを狙ってきていますね。リピーターの多いレースですから今年も注意は必要かもしれませんがこれまでの活躍はボウマン騎手あってのものだとも思います。今回は引退レースということもあってか元主戦の福永騎手が久々に騎乗しますが明らかな鞍上弱化ですね。状態もそこまで上がっていないですし今年は厳しいか。
以上、出走馬を見ていきました。