ダービー2020~見解①

競馬予想

ダービーの出走馬を見ていきましょう。

コントレイル 福永祐 : デビュー4連勝で皐月賞を無敗で制覇。2戦目の東スポ杯では中団から伸びてアルジャンナに5馬身差をつけレコードで圧勝。続くホープフルステークスは初の中山で内目の2番枠からでしたがスッと前につけ被せられることもなく勝負所で外から上がって行き直線で抜け出すと2着のヴェルトライゼンデには食い下がられましたがそれでも0.2差つけ完勝。そこから休養を挟みぶっつけで皐月賞に出走。前日の大雨の影響で道悪が残り最内1番枠からのスタートで厳しい状況。案の定良いポジションが取れずどんどん位置取りが悪くなり中団後ろまで下がってしまい内に閉じ込められる感じでもうダメかと思いましたが3~4角の中間あたりで外に持ち出すとそこからかなり大外を廻したのにもかかわらず直線入口ではもう前を射程圏に入れる所まで押し上げていました。直線に入ると先に抜け出したサリオスが馬体を併せに来て叩き合いになりましたが最後は半馬身抜け出し優勝。着差以上の強さを感じましたね。もともと皐月賞はダービーの叩き台のような感じでしたから上積みはかなりありそうですし本来はもう少し良い位置を取れるタイプでもあるので余程の不利でもない限りは当然勝ち負けになるでしょうね。

サリオス レーン : デビュー戦は後方から余裕で差し切り勝ち。サウジアラビアRCは好位から差し切りレコードで完勝。朝日杯では速い流れを3番手から追いかけ直線でもしぶとく伸びて0.4差の完勝。先行馬総崩れの中この馬だけが最後までしっかり走り切りましたね。ここまで全てマイル戦ですがスタミナも十分あるように感じました。休養を挟み皐月賞に出走。好スタートから馬なりで前に行くと飛ばしていく逃げ馬を先団で見る絶好の位置取り。3~4角で外に出したかったですが馬群が密集して出せずそのまま内目で直線へ。直線へ向くと徐々に外目に持ち出しながら残り200m辺りで抜け出すと外から来たコントレイルに馬体を併せに行き叩き合いに。しぶとく食い下がりましたが半馬身及びませんでした。相手の距離ロスを考えると力の差がありそうにも思えますが終始馬場の荒れた内側を通ってしまったしスムーズに外へ出せなかった分スパートが遅れトップスピードで走れた時間が相手よりも短かったのでまだ逆転の余地は残っているようにも思えます。心配は皐月賞後の回復にやや手間取りダービー出走が危ぶまれた時期があったことでしょうか。かなりの筋肉質なため暑さに弱いようですから仕上がり具合には注意したいですね。

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ガロアクリーク 川田将 : デビュー戦を中団から良い伸び脚で快勝。その後はホープフルステークスで11着、水仙賞で4着と凡走。スプリングSでは好スタートから中団につけ3~4角で外から上がって行き直線で良く伸びてヴェルトライゼンデに0.2差つけ完勝。前走の皐月賞では後方につけ1000m辺りから徐々に進出を開始し直線で良く伸びて3着と好走。しかし前の2頭には離されましたね。コントレイルはこの馬よりかなり外を廻していましたがあっさり突き放されたので力の差は大きそうです。パワーとスピードを兼備しどういう展開でも最後は脚を使ってくれるのでここでもそれなりにやれるかもしれませんが逆転までは厳しいでしょうね。3着の可能性はあると思うので押さえは必要かも。

ウインカーネリアン 田辺裕 : デビュー2戦目で初勝利。続く新潟2歳Sは後方から切れ負けて7着。芙蓉Sは逃げ粘って2着と好走しましたがセントポーリア賞と弥生賞で凡走。続く1勝クラスでは好位から抜け出し2勝目をあげました。前走の皐月賞は好スタートから前に行きましたが他に速い馬がいて前とはかなり差のある2番手から。4角で前に追いつき先頭に並んで直線に入りましたが上位2頭にはあっさり交わされ何とか3着に残れるかというところでガロアクリークにも交わされて4着。なかなかしぶとかったですね。ここはマイペースの逃げを打てる可能性があるので内枠でも引ければ面白いかもしれません。

サトノフラッグ 武豊 : デビュー戦はスタート後ふらつき後方から。中団まで押し上げるも伸びがなく6着。2戦目もスタートでよれましたが鞍上が上手く導き先団の後ろにつける。直線で外から良く伸びてレコードで完勝。続く1勝クラスも中団から良く伸びて連勝。弥生賞では重馬場の最内枠でしたが鞍上が上手く外に出して後方から。3~4角で外を廻して上がって行き直線でもしっかり伸びて完勝。皐月賞では中団につけ3~4角を外から上がって行き良い感じで直線に入りましたがコントレイルに交わされてから脚が止まり離された5着に終わりました。時計的には十分対応出来たハズですが走れませんでしたね。調教をやり過ぎたような話もあるので本調子ではなかったのかもしれません。今回は控えめに調整されるでしょうし巻き返して来る可能性はありそうです。

以上、出走馬を見ていきました。

次回へ続く・・・

 

ダービー2020~見解②
ダービーの出走馬を見ていきましょう。第2弾 ビターエンダー 津村明 : デビュー2戦目に好位から抜け出し完勝。続く京成杯では後方から早目に押し上げて行き4角で上手く外に出せましたが直線でややフラつく場面もありエンジンが掛かるのに少し時間が掛かってしまい良く伸びたものの4着まで。共同通信杯は好スタートから前に行きスローな逃げに持ち込む。直線に入り抜け出しにかかるがダーリントンホールとの長い叩き合いになり最後はハナ差及ばず2着でした。皐月賞では3番手からレースを進めましたが直線に入り力尽きてしまいコントレイルから1.7差の14着と完敗。しかし5着馬とは0.6差とそこまで負けていません。前走のプリンシパルSでは3番手でレースを進め直線に入り追い出されると残り200m辺りで先頭に立ちそのまま後続の追撃を抑えて優勝。前に行くスピードもあり終いもしっかり脚を使えるタイプで東京では崩れていませんし皐月賞の時よりやれるかもしれませんね。連戦の疲れが心配ではありますが展開次第では残り目もあるかもしれません。
ダービー2020~見解③
ダービーの出走馬を見ていきましょう。第3弾 マイラプソディ 横山典 : デビュー勝ちの後、野路菊Sでは後方から外を廻して上がって行き直線で良く伸びて後続を突き放し圧勝。続く京都2歳Sも同じような競馬で差し切り3連勝。共同通信杯では好スタートを切りましたが下げて後方から。直線もそれなりに伸びましたが前から離された4着に終わりました。これで連勝が途絶え評価も急降下。前走の皐月賞では好スタートを切るも抑えて後方から。3~4角で外から上がって行きましたが直線での伸びがなく1.5差の13着。それでも5着馬とは0.4差ですからそこまで負けたわけではありません。もともと中山向きではない感じでしたし今回距離延長も問題ないと思います。まだまだこれからの馬で見限りは早計ですが乗り替わりがどう出るか。横山典騎手は何をしてくるのか分からない怖さはありますがハマり待ちなので中心視したくないタイプ。席は一つしかないと考えればここは軽視したいですね。
ダービー2020~見解④
ダービーの出走馬を見ていきましょう。第4弾 レクセランス 石橋脩 : 新馬勝ちの後2戦目の福寿草特別では最後方から早目に押し上げ中団につけ直線ではなかなか伸びませんでしたが最後は何とか差し切り2連勝。すみれステークスでは5頭立ての最後方から直線でしぶとく伸びて何とか差し切り3連勝。3戦とも僅差の差し切り勝ちですしレースレベルも低そうでそこまで評価は出来ませんね。前走の皐月賞ではスタートで出遅れ後方のインから。3角あたりで内目から上がって行き4角では外目に持ち出して直線でもソコソコ伸びて来ましたがコントレイルから1.4差の11着。陣営もダービーでピークにとのことでしたしここは上積みがあるとは思いますがスタートが悪いですし切れる脚もありませんからあまり期待出来ないのではないでしょうか。

 

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