エリザベス女王杯2021~見解②

競馬予想

エリザベス女王杯の出走馬を見ていきましょう。第2弾

⑩ムジカ 秋山真 : デビュー8戦目で初勝利。ローズSで2着になり秋華賞に出走しましたが前から離された8着。4歳になった今年も条件戦を勝ち切れず前走は格上挑戦でオープン特別に出走し3着と好走。速い上りを使えるので最後は差してきますが位置取りが悪く勝ち切れませんね。しかし相手なりに走れるのでこの相手でも馬券内に届く可能性はあり取捨が難しいです。

⑪ソフトフルート 岩田望 : 昨年の秋華賞では大きく出遅れて最後方から。3~4角で上がって行きますがかなり大外を通って大きなロス。そこからぐんぐん伸びてデアリングタクトから0.3差の3着でした。負けたとはいえかなり強い内容で相当な実力を感じました。続くエリザベス女王杯では好位からの競馬で終いを無くしてしまい6着に終わりました。差し馬向きの流れになったので結果的に控えた方が良かったですね。今年に入り3勝クラスを卒業。前走のオープン特別では後方から伸びましたが2着まで。休み明けの分伸びきれませんでしたね。今回は叩いた上積みが見込めますし今年こそ上位に。

⑫デゼル 武豊 : デビューから2連勝で期待されましたがオークスでは11着と大敗。阪神牝馬Sでは出遅れて後方。直線で追い出されると一気に伸びてクビ差の勝利。重賞初制覇を飾りました。勝負所の反応はあまり良くないように見えましたが終い32.5の脚を使い勝ち切りました。なかなかのメンバー相手に勝てたのは大きいですね。ヴィクトリアマイルでは後方から直線で良い伸びを見せましたが0.9差の8着でした。この馬には時計が速すぎたかもしれませんね。本質的には中距離の方が向いていると思うのでG1のマイル戦では厳しかったか。前走の府中牝馬Sでは前半から押して行き好位につけましたが直線で失速。16着と大敗でした。溜めていった方が良さそうですね。休み明けの分もあったと思うので叩いた上積みがあればもう少しやれるかもしれません。

⑬リュヌルージュ 富田暁 : 若いころは堅実もなかなか勝ち切れず出世が遅れて昨年は漸くG3で2着3着と好走出来ました。しかしそこから走らなくなり近走は最下位争いになっていますね。もう6歳ですしさすがに厳しいでしょう。

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⑭ロザムール 池添謙 : デビュー7戦目に初勝利。そこから1年半ほどかけてオープン入り。今年に入って中山牝馬Sと七夕賞で2着と好走。しかし前走のオールカマーでは逃げましたが4角で捕まり10着に終わりました。ここも逃げの手に出るでしょうがさすがにこの相手では通用しないでしょう。ただ力のいる馬場になっているので他馬が苦にするようなら残り目もあるか。

⑮ウインキートス 丹内祐 : デビュー3戦目に初勝利。そこから堅実に走り今年の春に3勝クラスを突破。日経賞は先行集団にいましたが3角手前でカレンブーケドールにぶつけられ内ラチに接触する不利があり最下位に敗れてしまいましたが続く目黒記念では2番手から抜け出し重賞初制覇。展開が向いたとはいえかなり強い勝ち方でした。札幌記念では好位で流れに乗りましたが直線で失速し9着でした。+18kgと太め残りだったようですね。前走のオールカマーでは先団後ろのインにつけ直線で馬群の中から抜け出して前を追いましたが勝ったウインマリリンから0.3差の2着でした。力を付けていますし殆どのレースで先団から上位の末脚を使って差して来るので崩れることがあまりないタイプ。この相手でも上位争い出来る力はあると思うので期待はしたいですね。

⑯アカイイト 幸英明 : 昨年まではイマイチぱっとしませんでしたが今年に入り2勝を含む5連続馬券内と好調でオープン入り。前走の府中牝馬Sでは出遅れて後方から。直線に入って追い出すも反応が鈍く漸くエンジンが掛かると良く伸びて0.5差の7着でした。まだ強い相手とは差がありそうですが殆どのレースで上がり最速の脚を使っていますし展開次第ではノーチャンスではないかもしれません。前走は休み明けでしたが久々は走らない傾向があるようですし叩いた今回は上積みが大きそうですね。時計の掛かっている阪神開催も合っていそうで一発を期待。

⑰コトブキテティス 柴田善 : デビュー9戦目で初勝利。そこから条件戦を勝ち上がるのに時間が掛かりましたが漸く前走で3勝クラスを勝ち上がりました。後方から速い上りを使えますがさすがにこの相手に通用する感じはありませんね。

以上、出走馬を見ていきました。

 

エリザベス女王杯2021~見解①
エリザベス女王杯の出走馬を見ていきましょう。第1弾 ①レイパパレ ルメール : デビューから5戦5勝でG3チャレンジカップを制覇。続く大阪杯では一気のメンバー強化なうえ道悪で力のいる馬場。逃げの手に出てハイペースで後続を引っ張り上がりも最速で4馬身突き放す圧勝。6戦無敗でG1初制覇を飾りました。道悪適正が高かったのでしょうがそれにしても強かったですね。宝塚記念ではスローの2番手からの競馬。4角で逃げ馬に並びかけ直線で叩き合いになりましたがクロノジェネシスにあっさり交わされると結局逃げ馬にも競り負け3着に終わりました。勝ち馬はともかく逃げ馬を交わせなかったのは期待外れでしたね。前走のオールカマーでは好スタートを切り2番手につける。4角で先頭に並びかけ直線に入り抜け出しますが残り100m辺りでウインマリリンに交わされさらに2頭に交わされて4着に終わりました。残り100mでぱったり止まってしまいましたね。これで2戦連続2200m戦で敗れてしまいやはり1ハロン長いもよう。56kgの斤量も堪えているのかも。今回も最後に差されてしまうかもしれませんが牝馬限定戦なので我慢できるかどうか。

 

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