朝日杯フューチュリティステークスの出走馬を見ていきましょう。第2弾
⑨テーオーダヴィンチ 浜中俊 : デビュー戦は好位につけ直線で前を追いましたが届かず3/4差2着。2戦目も同じような形で好位から直線で前を追い今度はしっかり捕まえて1馬身差をつけ初勝利。やや反応が鈍い感じもありましたが2戦目で多少は上積みがあったのでしょう。競馬が上手ですし更なる成長があればもっとやれるかもしれません。
⑩アスコルターレ 北村友 : デビュー戦は逃げて直線で抜け出し1/2差をつけ優勝。続くダリア賞ではスタートでダッシュが効かず最後方からになってしまい4角辺りで大外を上がって行き直線でもソコソコ伸びて来ましたが勝ち馬から0.4差の5着に終わりました。前半のロスが大きかったですし道悪の影響もあったかもしれません。前走のもみじステークスでは好位につけ直線に入り逃げ馬を追いかけゴール前で交わしクビ差をつけ優勝。道悪で末脚が鈍った感じで何とか捕らえた。良馬場ならもっと切れるハズで阪神外回りは良さそうですね。ただし3戦全て1400m戦で1ハロン延長は微妙かも。走るたびに10kg増でデビュー時より20kg増え今回も増えて来そうですが重め残りではなく成長分のようで距離さえもてばここでも通用しそうです。
⑪バスラットレオン 坂井瑠 : デビュー戦は逃げて直線で突き放す完勝。続く札幌2歳Sでは2番手につけ直線で抜け出しにかかりましたがソダシとユーバーレーベンに交わされ3着に終わりましたが相手が悪かったですね。前走の京都2歳ステークスでは2番手につけ直線で先頭に並ぶ所まで行きましたが最後は力尽き失速。勝ち馬から0.5差の6着でした。ここは+20kgと重め残りで最後のひと踏ん張りが効きませんでしたね。距離も長かったかもしれません。マイル戦は初めてですが寧ろ短い所の方が良さそうに見えますからここでもそれなりにやれそうです。
⑫ジュンブルースカイ 岩田康 : デビュー戦を勝ち続く萩ステークスでは中団後ろにつけ3~4角で内を突いて追い上げ直線に入り良く伸びましたが相手もしぶとく1/2差の2着まで。前走の東スポ杯では中団につけ直線で前に迫りましたが勝ち馬が邪魔になり抜け出せず前が動いてからこちらも伸びて0.3差の3着でした。詰まらなければもっと際どかったのではないでしょうか。これで3戦して全て馬券圏内と堅実ですが勝ち切れないですね。初めてのマイル戦で良さが出ればもっとやれるかもしれません。
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⑬ホウオウアマゾン 松山弘 : デビュー戦は2着。2戦目は2番手から進め直線で前を捕らえ2着馬には食い下がられましたがゴール前で突き放し初勝利。続く野路菊Sは5頭立ての少頭数。逃げて突き放す完勝でした。前走のデイリー杯2歳Sでは逃げの手に出ましたが道中で捲ってくる馬がいて2番手に。4角で再度先頭に立つと直線では勝ったレッドベルオーブとの叩き合いになりゴール前でアタマ差遅れて2着。レコード決着でした。勝ち馬も強かったですがこの馬も負けていません。一瞬の切れでは劣りますが持続力ではこちらが上でしょうね。今回も同じコースですし当然ここでも上位争いでしょうし展開次第で逆転まであるかもしれません。
⑭モントライゼ ルメール : デビュー戦はヨカヨカとアタマ差の2着。2戦目は逃げて突き放し1200m戦なのに1.7も差をつけ圧勝。続く小倉2歳Sでは2番手から進め4角で先頭に並びかけ直線で抜け出しましたが最後はメイケイエールに交わされ0.2差の2着でした。前走の京王杯2歳Sでは2番手につけ直線で抜け出すと後続の追撃をクビ差抑えて優勝。先行した馬が軒並み馬群に沈む中2番手から早目に抜け出して粘り切ったのは強いですね。3戦目まで全て1200mの道悪でしたが1400mの良馬場でも変わらず好走して来ました。かなり力のある馬だと思いますがさらに1ハロン伸びるのは心配ではありますね。対応出来れば当然力は通用するでしょう。
⑮ロードマックス 岩田望 : デビュー戦は不良馬場の中逃げて突き放す完勝。続く新潟2歳Sでは好位のインにつけ直線では外に出して良い感じで上がって行きましたが残り300m辺りで勢いがなくなり勝ったショックアクションから1.2差の7着に終わりました。前走の京王杯2歳Sでは後方につけ3~4角で外から上がって行き直線に入ってグングン伸びて先に抜け出したモントライゼにクビ差まで迫りましたが2着まで。切れ味はそれなりにありそうなので今回も前半は溜めてくると思いますが初の右回りでこのメンバー相手に直線一気では厳しいのではないでしょうか。
⑯スーパーホープ デムーロ : デビュー戦で1番人気に推されましたが4着。そこから2着3着と勝ち上がれず4戦目で漸く初勝利。前走のデイリー杯2歳Sでは中団の後ろにつけ直線では馬場の中程から良い伸びを見せましたが0.2差の3着でした。上位2頭が内を突いたのに対しこちらは中程を通ったのでその差もあったでしょうしレコード決着の時計も速すぎましたね。今回も同じコースで逆転は難しいかもしれませんが開催も進み時計が掛かればこの馬にもチャンスが出てくるかもしれません。
以上、出走馬を見ていきました。