ホープフルステークスの出走馬を見ていきましょう。第１弾
ダノンザキッド 川田将 ： デビュー戦は好スタートから前に行きましたが抑えて先団後ろにつけ３～４角で外から上がって行き直線に入って内にささりましたが立て直し先頭に立つと持ったままでらくらく突き放す圧勝。５ヵ月ぶりの前走東スポ杯２歳Sでは+24ｋｇと大幅馬体増でしたが好スタートから３番手につけ直線に入り追い出されると良い伸び脚で2着のタイトルホルダーに0.2差をつける完勝。危なげなかったですね。スッと前に行けて終いもしっかり脚を使えるので中山替わりも問題なさそうですし１ハロン延長もクリアしてくれるでしょう。ここは好走の可能性が高そうです。
オーソクレース ルメール ： マリアライトの仔。デビュー戦はスタートで出遅れるも中団のインにつけ４角で外に出し直線に入ると良い伸びで差し切り勝ち。前走のアイビーステークスでは出遅れて後方から。４角最後方から直線に入ると進路がなくフラフラしながら追い出しを待って前が開くと一瞬で割り込んで抜け出しぐんぐん伸びて差し切り勝ち。２着のラーゴムは次走の京都２歳Sでも２着ですし４着のアドマイヤハダルはエリカ賞を勝ちましたから負かした価値は高いですね。２戦とも出遅れているのは心配ですが終いの脚はかなりのものがありますし血統も魅力で来年に向けても注目したい１頭です。
シュヴァリエローズ 北村友 ： デビュー戦は好位から抜け出し優勝。続く新潟２歳Sでは出遅れて最後方から。直線では全馬が外に持ち出したもののこの馬だけ伸びない最内に進路を取りしぶとく伸びましたが離された５着まで。前走の萩ステークスでは逃げた馬から離れた２番手につけ４角で追いつき直線に入って抜け出すと後続に迫られましたが凌ぎ切って優勝。新潟２歳Sの敗戦は鞍上の問題でしょうし本来は競馬の上手なタイプに見えますね。距離は伸びて良さそうですが小柄な馬で中山がどうかですね。
タイトルホルダー 戸崎圭 ： メロディーレーンの弟。デビュー戦はじんわり先頭に立つとスローの逃げに持ち込みそのまま直線に入ると後続を突き放して完勝。前走の東スポ杯２歳Sでは好スタートから前に行きましたが控えて２番手から。直線に入るとダノンザキッドと一緒に先頭に立ち追い比べになりましたが最後は0.2差つけられ2着でした。切れ負けの形ですがスピード能力は高いですし東京よりも中山向きだと思うのでもっとやれるでしょう。
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ランドオブリバティ 三浦皇 ： デビュー戦は好スタートから前に行き2番手につける。4角で先頭に並びかけると直線に入り先頭に立ちそのまま後続の追撃をギリギリ凌いで優勝。２～４着馬もすぐに勝ち上がっていますしレベルは高かったか。前走の芙蓉ステークスでは2番手につけ4角で先頭に立ち直線に入って追いだされると後続を突き放し余裕をもって楽勝。かなり強い内容で力を見せましたね。2戦続けて2000ｍを使っていますし中山の勝ち方が強かったのでここもチャンスでしょう。
アドマイヤザーゲ 吉田隼 ： ロジユニヴァースの弟。デビュー戦は中団前目につけ4角で外から上がって行き直線に入って追われると一気に伸びて完勝。前走の黄菊賞は5頭立ての少頭数。スタートで出遅れ最後方からになり4角で追いだしましたが反応が鈍く直線に入ってムチをバシバシ入れられて何とかクビ差で差し切り勝ち。上がり最速でしたがスローで他馬も速い上がりを使っていたので見た目はあまり伸びているように見えませんでした。どちらも相手が弱かったので2連勝でもあまり評価は出来ないかもしれません。
ホールシバン 丸山元 ： これまでダートで3戦2勝。ここ2戦は好位から直線で良く伸び共に完勝と強さを見せていますね。その後全日本2歳優駿を除外になりここへ回って来ました。強い馬だと思いますが問題は芝に対応できるかどうかですね。芝コースの調教ではしっかり動けていたのでそれなりに対応出来そうですがどうでしょうか。
ヨーホーレイク 武豊 ： 兄姉にカミノタサハラなど活躍馬多数の良血。デビュー戦は出遅れて後方からになるも少頭数で前との差は僅か。３～４角で外から上がって行き直線に入って先頭に並びかけると最後までしっかり伸びて3/4差で勝利。前走の紫菊賞ではスタートを決め前に行きましたがコーナリングで中団に。４角で外から追い上げ直線では叩き合いから最後にクビだけ出て２連勝。２走とも道悪で時計も遅くじわじわとしか伸びて来ませんが良馬場でも問題ないでしょう。今の中山なら時計が掛かっているので有利に働くかもしれませんね。ただ多頭数の経験がないので揉まれたときにどうかの心配はあります。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・
