ジャパンカップの出走馬を見ていきましょう。第2弾
⑩ロードマイウェイ 三浦皇 : 3歳時に1勝クラスからG3まで5連勝を決めましたがその後低迷。2走前の京都大賞典では0.3差の5着とマズマズでしたがレベルが低かった。さすがに通用しないか。
⑪シャドウディーヴァ 横山典 : 3歳時にはオークスで6着。今思えばかなり強い相手が揃っていましたね。勝ったラヴズオンリーユーと0.5差なら上々でしょう。秋華賞でも4着。しかし若いころはまだ体質が弱かったらしくそれでこの活躍。それが今年になりカイバをしっかり食べるようになって体質強化。前走の東京新聞杯では後方で脚を溜め直線一気でぐんぐん伸びて差し切り勝ち。重賞初制覇を決めました。左回りの成績が良くここへ参戦。今年のメンバーなら十分通用するのではないでしょうか。
⑫サンレイポケット 鮫島克 : デビュー2戦目に初勝利。そこからじっくり力を付けて昨年の新潟記念と毎日王冠で3着。今年に入って新潟大賞典で重賞初勝利を飾りました。しかしその後は鳴尾記念と毎日王冠で6着と好走出来ませんでした。前走の天皇賞・秋では6歳にしてG1初出走でさすがに通用しないかと思いましたがエフフォーリアから0.5差の4着と好走。3強に迫る走りを見せてくれましたね。今の充実振りと今回のメンバーレベルを思えばここでも好走出来る可能性はありそうです。
⑬モズベッロ 池添謙 : 昨年は日経新春杯を勝ち重賞初制覇。宝塚記念でも3着するなど重賞でも通用する力を見せてくれました。今年に入っても大阪杯でコントレイルに先着する2着と激走を見せましたが馬場適性が大きかったか。宝塚記念では得意の重馬場にならず8着敗退。京都大賞典では後方のままで13着と大敗。久々は走らない傾向があるにしても酷かったですね。前走の天皇賞・秋でも13着。良馬場では厳しいようですね。2度叩きましたがまだ本調子ではないようですし今回も良馬場濃厚で出番はなさそう。
⑭ユーバーレーベン Mデムーロ : デビュー戦を勝ち続く札幌2歳Sではソダシとクビ差の2着。アルテミスSで9着の後、阪神JFでは後方から直線一気でソダシから0.1差の3着。3歳になってフラワーCで3着、フローラSでも3着と良い脚で伸びてくるものの勝ち切れませんでした。オークスでは中団馬群に入れ3角で外に出し直線では外からぐんぐん伸びて優勝。G1初勝利となりました。展開が嵌った感じもありますが強かったです。その後左前脚の炎症で休養に入りぶっつけでの出走になった秋華賞では13着と大敗。状態が悪かったので仕方ないですね。今回は多少は状態が良くなってくるでしょうがまだ本調子には及ばない感じ。オークスを勝ったコースで斤量も軽いとはいえかなり力のいる馬場になった場合に出番があるかどうかでしょう。
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⑮マカヒキ 藤岡康 : 今年出走のダービー馬4頭の内の1頭。前走の京都大賞典でニエル賞以来5年ぶりの勝利を上げましたがレベルが低いレースでした。さすがにこれで完全復活して連続好走とはいかないでしょう。
⑯ユーキャンスマイル 藤岡佑 : 菊花賞3着馬で天皇賞・春でも5着4着と好走したことがあり阪神大賞典でも1着2着と好走していることから長距離向きなのは明らか。前走の天皇賞・秋ではさすがにもう中距離ではスピード不足のようで後方から少し差して9着でした。今回は距離が伸びて多少は走りやすいかもしれませんが衰えは隠せず。
⑰ワグネリアン 戸崎圭 : 今年出走のダービー馬4頭の内の1頭。2年前のこのレースで3着でしたがその後は喉鳴りの影響もあって低迷。前走の富士ステークスでは後方から良い伸びを見せ6着。多少上向いてきた感じはあるので押さえは必要かも。
⑱ジャパン 武豊 : 3歳時にG1を2勝するなど活躍。しかし4歳時にはG1ばかりを使われ1勝も出来ませんでした。今年に入り徐々に持ち直しここ3走はアメリカで2着6着4着。前走のBCターフでは道中窮屈なところに入り動けず抜け出してからじわじわ伸びて4着。切れるタイプではないので早目に動きたかったですね。それを思うとマズマズやれていますし日本の馬場にも適正はありそう。見せ場くらいは作れるか。
以上、出走馬を見ていきました。