菊花賞の出走馬を見ていきましょう。
①ザダル 石橋脩 : デビューから3連勝。前走のセントライト記念は休み明けでプラス10kgと余裕残しでの出走。好位のインで折り合い直線は狭い所を割って伸びて来ましたが3着まで。やや前が詰まり気味で追いにくかったことを思えば上出来でしょう。勝ち馬には離されましたが菊花賞は回避。2着のサトノルークスとはクビ差だったので逆転は可能でしょう。関東馬で京都は初めてですが父のトーセンラーは菊花賞3着もあり全4勝を京都で挙げている京都巧者だったのでこの馬も隠れ京都巧者の可能性はあるかもしれません。ただデビュー戦を予定していた阪神への輸送の際馬運車で暴れてケガをし出走を取り消したことがあるので輸送は少し心配ですね。
②ニシノデイジー ルメール : 2歳時には札幌2歳S、東スポ杯とG3を連勝。続くG1ホープフルSでも3着と世代上位の力を示していました。しかし3歳になり弥生賞4着、皐月賞17着、ダービー5着で春を終え夏場の休養を挟み前走セントライト記念でも5着とイマイチな成績が続いています。ただこれは殆ど騎手の責任と言ってもいいでしょう。明らかに下手に乗っているレースが目立っていました。この馬はかなり強いと思っているので早く鞍上を替えないかなと思っていましたがオーナーの心意気なのでしょうか我慢し続けていましたね。それが今回とうとう乗り替わりでしかもルメール騎手というのには驚きましたがこれで違った面が見られるのではないでしょうか。前走のセントライト記念は前残りの展開を後方から大外ぶん回しで0.6差の5着で3着のザダルとは0.2差ですからまともに乗れば逆転も十分可能ですし長距離に関しては陣営曰くこれまで息が上がった事がないくらいスタミナがあるとのことなので大丈夫でしょう。馬場は渋った方が良さそう。
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③カリボール 藤井勘 : デビューからここまで5戦して3-2-0-0と全て連対。前走は古馬相手にトップハンデで完勝と力を見せました。ただ降級制度がなくなったことで条件戦のレベルが下がったとも言われていますのであまり評価しすぎるのも危険ですね。そこから中1週で一気の距離延長と条件は厳しいものがあります。今年デビューでまだまだこれからの馬だと思いますしジャスタウェイ産駒ということで2000mくらいがベストでしょう。とはいえあまり長距離適正のなさそうな馬でも走れてしまうレースでもあるので軽視はできませんが。内枠を引いたので中団のインで脚を溜めてイチかバチか直線に賭ける競馬をすれば馬券圏内もあるかもしれませんがどうでしょうか。
④ユニコーンライオン 岩田康 : 春は重賞では力不足でクラシックに乗れず夏の函館で条件戦を連勝。前走の神戸新聞杯では中団から直線伸びて来ましたが前の馬には突き放され最後は一度交わしたレッドジェニアルにも差し返されてしまいましたね。上位の馬とは力差を感じるのでここでは厳しいかもしれません。パワーはありそうなので道悪にでもなればチャンスも出てくるでしょうか。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・
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