菊花賞2021~見解①

競馬予想

菊花賞の出走馬を見ていきましょう。第1弾

①ワールドリバイバル 津村明 : デビュー2戦目で初勝利。その後2連敗し休養。今年に入り1勝クラスを勝って2勝目。しかしスプリングSは6着、皐月賞で12着と一線級相手には通用せず。ラジオNIKKEI賞では好位につけ最後までしぶとく粘りましたがヴァイスメテオールから0.4差の2着。前走のセントライト記念では途中から先頭に立ち淀みのない流れで引っ張りますが直線に入り失速。11着に終わりました。マイペースで行ければそれなりに頑張るでしょうがさすがにここで通用する感じはありません。

②アサマノイタズラ 田辺裕 : デビュー戦で3着の後、2戦目に初勝利。水仙賞では馬群の中で動けず4着。スプリングSでは中団から上がって行き直線良い伸びを見せ残り50m辺りで一旦先頭に立ちましたがゴール寸前でアタマ差交わされ2着。皐月賞では出遅れから慌てて上がって行き終始外々を通るロスもあって最下位と大崩れ。さすがに騎乗が酷かったですね。休み明けのラジオNIKKEI賞では後方から終いも脚を使えず12着。前走のセントライト記念では後方で折り合いに専念。直線に入り外に出すとぐんぐん伸びて優勝。展開が嵌った感じもありますが重賞初制覇を決めました。中山が得意なので阪神も合うでしょうが長距離向きではないでしょうね。前走のように後方で脚を溜めて直線一気に賭けると思いますが同じような展開にはならないでしょうから厳しいのではないでしょうか。

③タイトルホルダー 横山武 : デビュー戦は逃げて完勝。東スポ杯2歳Sで2着。ホープフルSでは2~3番手から直線入口で先頭に並びかけるも追い比べで切れ負け0.5差の4着でした。弥生賞では好スタートから逃げの手に出てスローペースに持ち込み直線に入ってもしぶとく粘り切り優勝。重賞初制覇を飾りました。皐月賞では好スタートから前に行き2番手につけ4角で前を捕らえ直線ではエフフォーリアに突き放されてしまいましたが最後まで粘り切り3馬身差の2着。ダービーでは2~3番手から直線で前を追いますが切れずバテずで流れ込み6着とマズマズ。前走のセントライト記念では先団馬群の中につけ直線に入りますが抜けるところが無く何も出来ずに13着に終わりました。全く力を出せませんでしたから度外視でいいでしょう。世代上位の力はありますが2000m辺りまででしょうか。スタミナの問われない展開になれば出番はあるかもしれませんが抑え評価が妥当でしょう。

④ロードトゥフェイム 丹内祐 : デビュー3戦目に初勝利。続く若竹賞も勝ち連勝。スプリングSでは中団につけて直線で外からじわじわ伸びて8着。終始外々を周るロスがあった割に頑張りました。ラジオNIKKEI賞では最後方から徐々に上がって行きますがかなり大外を通ってロスが大きく最下位でした。北海ハンデキャップでは中団につけますが伸びがなく7着。前走の九十九里特別では先団につけ直線で抜け出しますが最後は差してきた馬に並ばれ同着で優勝。しぶとく粘りましたね。距離を伸ばして良さが出た感じ。今回さらに伸びますが長距離は向いているでしょうから怖さはあります。

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⑤レッドジェネシス 川田将 : デビュー4戦目で初勝利。フリージア賞で6着のあと2400mに伸ばしたゆきやなぎ賞では最後方から早目に上がって行き直線で抜け出し優勝。京都新聞杯では中団後ろにつけ徐々に上がって行き直線に入るとぐんぐん伸びて優勝。重賞初制覇を飾りました。ダービーではスタートして直ぐに下げ1頭離れた最後方につけ直線では良く伸びましたが離された11着。横山典騎手を乗せるとこうなりますね。度外視して良いでしょう。前走の神戸新聞杯は不良の中京2200mというあまり参考にならなそうな一戦でしたが中団から抜け出しステラヴェローチェとの叩き合いで半馬身差の2着でした。相手は道悪巧者ですから仕方ないですね。距離延長は微妙ですが阪神は合いますし早めに動く機動力もあるのでチャンスはありそうです。

⑥セファーラジエル 鮫島克 : デビュー5戦目で初勝利。そこから4着4着のあと白百合ステークスでは後方から早目に上がって行き直線でも良く伸びて優勝。かなり長く良い脚を使いました。前走の神戸新聞杯では最後方からのレースになり直線でソコソコ伸びて来ましたが離された7着まで。不良馬場が向かなかったようで度外視しても良いでしょう。長距離は向きそうですし長く脚を使えるタイプなので早目に動ければチャンスも。

⑦ディープモンスター 武豊 : デビュー勝ちのあとエリカ賞では中団後ろにつけ直線で外から良く伸びましたが2着。梅花賞では後方につけ3~4角で上がって行き直線に入ると良く伸びて完勝。すみれSでは後方につけ3~4角で外から進出し直線に入るとぐんぐん伸びて0.4差つける完勝。皐月賞ではスタートを決めるも後方から。3~4角で上がって行きましたがかなり大外を廻してロスが大きく直線入口では後ろから3番手。そこから良い伸び脚を見せ勝ち馬から0.8差の7着でした。2着とは0.3差ですしもう少しスムーズならそこまで差はないか。ダービーでは後方につけ向こう正面で一気に捲って行きますが直線に入ると手ごたえがなくなり16着と大敗。結果的には動くのが早すぎたかも。もともと菊花賞でこそと言われてきた馬ですから期待したいですが前哨戦を使えなかったのは痛いですね。仕上がりは良さそうなので息がもてば一発も。

⑧エアサージュ 藤岡佑 : デビュー勝ちのあとゆりかもめ賞で5着。そこから1勝クラス2勝クラスを連勝しここへ参戦。今年1月のデビューですが30kg近く増量して成長が窺えますね。前に行けますしパワータイプなので阪神内回りは合いそうなイメージ。ただ戦ってきた相手が弱いのでイマイチ力が測れませんね。念のため押さえておきたいがあまり期待は出来ないか。

⑨ヴェローチェオロ 幸英明 : デビュー勝ちのあと足踏み状態が続き3走前のひめさゆり賞で久々の勝利。続く京都新聞杯では5着とマズマズ。前走の三田特別では最後方につけ早目に上がって行き直線でも良い伸びを見せて優勝。3勝目を挙げました。ここは中1週と常識的には厳しいですが状態は良さそうですし長距離も合いそうなので注意は必要でしょう。

以上、出走馬を見ていきました。

次回へ続く・・・

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