マイルチャンピオンシップの出走馬を見ていきましょう。
①ダノンキングリー 横山典 : デビュー3連勝から皐月賞3着ダービー2着とG1でも好走し前走の毎日王冠では斤量差はあったものの出遅れて後方からになりながら直線一気で差し切り古馬を一蹴。一線級の古馬相手でも通用することを証明しましたね。今回は乗り慣れた戸崎騎手が怪我のため乗り替わりになってしまったのは心配ですが横山騎手も最近好調なので大丈夫でしょう。
②グァンチャーレ 松岡 : 3走前のマイラーズCでダノンプレミアムと0.2差の2着、続く安田記念ではインディチャンプと0.2差の4着と好走。もう7歳ですが強い相手と差のない競馬が出来て好調。前走のスワンSでは中団から直線で馬場の良い外へ出したかった所うまく出せず内を突いた割にはソコソコ伸びて勝ったダイアトニックから0.4差なら上々でしょう。距離も1ハロン短かったですし休み明けだったことを思えば今回は条件が好転しますから相手は強いですが通用するかもしれません。
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③マイスタイル 田中勝 : 3歳時にダービーでレイデオロと0.3差7の4着と実力の片鱗を見せていましたがハーツクライ産駒ということもあり5歳になった今年はかなり力を付けてきた感じ。金杯2着、ダービー卿3着と重賞で好走し2走前の函館記念で待望の重賞初制覇。前走のスワンSでは好位の後ろ辺りから直線でしぶとく伸びてダイアトニック、モズアスコット相手にハナ+クビ差の3着。初めての1400mにも対応出来ましたがマイルの方が良いハズでここでも十分チャンスはあるでしょう。
④レッドオルガ 岩田望 : 東京新聞杯でインディチャンプと0.1差の2着。前走の富士Sでは直線で前が壁になり進路を切り替えるロスがありながら勝ったノームコアと0.1差の3着でした。G1のヴィクトリアマイルでも直線で不利があり手綱を引っ張ってブレーキをかけてしまい11着に敗れてしまいましたがあれがなければもう少しいい勝負になっていたでしょう。ここでも十分やれる力はあると思いますが良績が左回りに集中しているのは少し気になりますね。鞍上がG1初騎乗というのも心配。
⑤インディチャンプ 池添 : 安田記念制覇で一躍マイル王に躍り出ましたが人気各馬が大きな不利を受けたことで棚ぼた的な勝利だったことも否めません。しかし1.30.9という速い時計に対応し勝ち切ったことは事実。前走の毎日王冠ではダノンキングリーに突き放されてしまいましたが休み明けで1ハロン長く斤量58kgを背負っていたことを思えば及第点でしょうか。安田記念馬はマイルCSとの相性が悪いですし鞍上が乗り慣れた福永騎手が乗れないのはイタイですね。力は通用するでしょうがどうでしょうか。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・