オークスの出走馬を見ていきましょう。第3弾
インターミッション 石川裕 : デビュー戦を好位から抜け出し優勝。続く菜の花賞は好位から進めるも直線で切れ負け3着。アネモネSは中団につけ3~4角で徐々に追い上げ直線入口では前とかなりの差がありましたが残り200mを過ぎたあたりからぐんぐん伸びて差し切り勝ち。それなりの力はありそうですがここまで馬体重を減らし続けて400kgという小型馬。前走の桜花賞では少し戻して406kgでの出走でしたがかなりの道悪で力を出せず14着と大敗。馬場の良い東京なら力は出せると思いますが調教後の馬体重は406kgのまま。ちょっと厳しいでしょうか。
リリーピュアハート 福永祐 : デビュー2戦目で初勝利。続くゆりかもめ賞では中団から直線で前が詰まりながらもしっかり伸びて優勝。前走の忘れな草賞では桜花賞当日の道悪の中、中団前目の外につけ3~4角で外から上がって行き直線じわじわと伸びましたが切れ負けて3着に終わりました。馬場を気にして終始外目を通った分キレを無くしてしまったでしょうか。東京2400mを経験しているのはこの馬だけなので有利ではありますがここでは力不足でしょう。福永騎手はこの馬を評価しているようですがあまり強さが伝わって来ませんね。
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マジックキャッスル 浜中俊 : デビュー戦を勝利し続くサフラン賞ではマルターズディオサとクビ差の2着。ファンタジーSでは後方から直線でぐんぐん伸びてレシステンシアから1馬身差まで迫り2着。クイーンCはやや出遅れて後方からになり4角では最後方でしたが直線大外からぐんぐん伸びてミヤマザクラからクビ差の2着でした。内目を通った馬が上位を占めるなかこの馬だけ大外から飛んで来ました。なかなか勝ち切れませんが強い相手と差のない競馬が出来ているのでこの馬もなかなかの力がありそうですね。桜花賞では全く力を出せず12着に敗れてしまいましたが小柄な馬ですし切れ味が身上ですから道悪が合いませんでしたね。距離延長は微妙なところですが東京は合いますし巻き返して来るかもしれません。
ウーマンズハート 藤岡康 : デビュー戦で上がり32.0の脚を使いマルターズディオサを0.6突き放して完勝。続く新潟2歳Sでも上がり32.8で重賞初制覇。新潟で32秒台の上りを使う馬はあまり信用出来ませんがデビュー戦では他馬より1秒以上速い上がりでしたから本物の感じはありますね。阪神JFではいつもより前目につけた分キレがなく4着まで。チューリップ賞では中団で脚を溜めましたが末脚不発。どうも左回り向きなのかもしれません。前走の桜花賞は道悪に泣き力を出せず16着と大敗。今回良馬場で左回りの東京に替わるのは大きなプラスでしょうから距離さえもてば一発あっても。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・