桜花賞の出走馬を見ていきましょう。
①ナイントゥファイブ 松田大 : デビュー3戦目で勝ち上がり。千両賞で離された4着のあと前走のフィリーズRではスタートから押して行きましたが2番手から。速い流れを2番手のまま進め4角で先頭に並びかけ直線でしぶとく粘りましたが切れ負けて3着。良く頑張りましたが内枠有利の馬場状態だったこともありそう。ここも速い流れの2~3番手につけられれば直線まで見せ場がありそうですがさすがにここまで相手が強くなると厳しそうですね。良くて掲示板まででしょうか。
②チェーンオブラブ 石橋脩 : 2戦目で勝ち上がり。赤松賞で0.1差の4着のあとフェアリーSでは中団後ろから4角で大外に出し直線良く伸びて0.4差の2着。4角でかなり外に出した分のロスが大きく勝ち馬には離されましたね。前走のチューリップ賞は前にも行けそうでしたが押さえて中団から。直線に入り外に出すか内に入れるか迷った感じでフラフラしてしまい追い出しが遅れたか伸びが悪く0.8差の9着と完敗。スムーズに外に出せればもっとやれたと思いますがギアチェンジに時間が掛かるタイプかもしれませんね。
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③スマイルカナ 柴田大 : これまで5戦して1着3回7着2回。逃げれたときはしっかり勝ち切りますが控えると掛かってしまい力を出せていませんね。前走のチューリップ賞は逃げたかったと思いますが他が速くて前に行けず引っ掛かり鞍上が必死に抑えていました。直ぐに落ち着き先団馬群の中で折り合い直線では一瞬良い感じで伸びて来ましたが最初に掛かった分切れ負けて0.5差の7着でした。これを見ると案外控えてもやれそうな感じですが今回は何が何でも逃げるんでしょうね。レシステンシアの出方次第で残り目も。
④サンクテュエール ルメール : デビュー勝ちのあとアルテミスSでは早めに上がって行き2番手でレースを進め直線じわじわ伸びましたが最後はリアアメリアに交わされ0.1差の2着。前走のシンザン記念は出遅れて後方からになりましたがすぐに巻き返し最内の3番手につける。直線では2着馬との叩き合いになり最後クビ差抜け出し重賞制覇。牡馬相手に完勝しましたがレースレベルには疑問も。あまり強さは感じませんが前に行けて最後もしぶといので崩れず走って来そうではありますね。
⑤マルターズディオサ 田辺裕 : これまで5戦して3-2-0-0と堅実。昨年の阪神JFでは好位から前を追いましたがレシステンシアに追いつく気配がなく5馬身差の2着。展開に恵まれた感じもあり次走のチューリップ賞でもあまり人気はありませんでしたが2番手から直線で逃げたレシステンシアを捕らえ優勝。相手が試し乗りのような感じでしたが勝ち切ったのは良かったですね。ペース問わず好位からしっかり脚を使えるのは大きくここでもチャンスはありそうですね。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・