桜花賞の出走馬を見ていきましょう。第2弾
⑥ウーマンズハート 藤岡康 : デビュー戦で上がり32.0の脚を使いマルターズディオサを0.6突き放して完勝。続く新潟2歳Sでも上がり32.8で重賞初制覇。休み明けの阪神JFは+14kgと重め残りのうえ内枠で前目につけた分いつもの切れがなく1.2離された4着でした。前走のチューリップ賞は-10kgと絞れ中団で溜める競馬でしたが0.4差の6着。新潟ほどの切れはなく左回り向きなのかもしれませんが前走を叩いて状態は上向いている感じもあるのでまだ見限るのは早いと思います。
⑦ヒルノマリブ 北村友 : デビュー戦の札幌1200mを完勝し同コースの2戦目でも2着と好走。ファンタジーSではレシステンシアの0.6差5着とマズマズ。白菊賞3着のあと紅梅Sを好位から抜け出し2勝目。これまで掲示板を外していませんしそれなりの力はあると思いますがマイルはすこし長いかもしれませんしG1では力不足だと思いますね。しかし明日は雨が降りそうなのでゴールドアリュール産駒でもあり力のいる馬場になれば出番があるかもしれません。
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⑧リアアメリア 川田将 : デビュー戦と2戦目のアルテミスSは共に少頭数でしたが後方から直線一気で完勝。しかし後方からの競馬を繰り返したことで阪神JFではハイペースについて行けず後方から直線で良く追い上げましたが1.5離された6着に終わりました。今回そこから直行ですが休み明け得意なノーザン&中内田なので問題ないでしょう。デビュー2戦の内容からはポテンシャルの高さは間違いないでしょうが今回も後方からということになれば届かない可能性が高く乗り方が難しいですね。力さえ出し切れればここでも勝ち切る能力はあると思いますがどうでしょうか。
⑨デアリングタクト 松山弘 : デビュー戦では中団から直線で前が壁になりかけましたが外に出すと一気に加速しあっさり抜け出し完勝。休みを挟んで前走のエルフィンSではやや出遅れて後方からになりましたが直線大外からぐんぐん伸びて突き抜け0.7差つける完勝。かなりポテンシャルが高そうでこの相手でも十分やれる感じですね。2戦とも京都でしたがパワーはありそうで阪神の急坂でも問題ないでしょう。心配はここが3戦目ということで揉まれてどうかということくらいでしょうか。
⑩フィオリキアリ 藤井勘 : デビュー戦を勝利したあと3戦連続特別戦に出走し掲示板にも乗れず。そのあと平場に出走し何とか勝利をつかむと前走のアネモネSでは最後方でじっくり脚を溜め4角ではかなり外に持ち出し直線ぐんぐん伸びてアタマ差の2着でした。他馬より1秒も速い上がりを使いましたが4角のロスが大きすぎましたね。もう少し内を廻せれば差し切っていたでしょう。切れ味だけならここでも通用しそうですがあまりにも後ろからだと勝負にならないのでロスのない乗り方をしてもらいたいですね。今回阪神なので馬体重は戻してきそうです。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・