桜花賞2021~見解②

競馬予想

桜花賞の出走馬を見ていきましょう。第2弾

⑦ククナ 藤岡佑 : デビュー戦は後方から追い込み3着。2戦目も同じような形から差し切り完勝。初勝利をあげました。次のアルテミスSでは後方から良く伸びソダシと0.3差の2着。今年初戦のシンザン記念では後方から追い上げましたが4着まで。前走のクイーンカップでは中団から伸びて来ましたが勝ったアカイトリノムスメから0.1差の3着でした。いつも後方から終いはしっかり脚を使って伸びてくれるので大崩れはありませんがあと一歩爆発力が足りませんね。スローペースなら脚を溜められますがある程度流れると末脚が鈍ってしまう感じなので展開次第でしょう。しかしここでスローな流れにはなりそうにもないので厳しいかもしれませんね。

⑧メイケイエール 横山典 : デビューから3連勝でG3を2連勝としました。阪神JFではゆったりゲートを出て後方から。馬群から離れた外から早目に上がって行き4角では中団の外。直線に入って良い感じで伸びて来て勝ったかと思いましたが残り100m辺りで脚が鈍り結局ソダシと0.2差の4着に終わりました。前走のチューリップ賞では珍しくスタートを決め好位に収まるかと思いきや前に入られるといきなり暴れだしロデオ状態で鞍上が振り落とされそうでした。残り800m辺りで抑えるのをあきらめ先頭に立つと何とか折り合いそのまま直線へ。直線に入って内外から並ばれ一杯になったように見えましたが何とか最後まで抜かせずエリザベスタワーと同着で4勝目。無茶苦茶なレースでしたが地力を示す形で重賞3勝目を挙げるも今後に課題を残しました。今回は武豊騎手が怪我のため横山典騎手に乗り替わり。矯正馬具も止めて馬任せのレースをするようですね。実力はトップクラスなので上手くいけば圧勝するかもしれませんが暴走してレースを壊すか事故を起こすかもしれず評価が難しくなりました。個人的に横山騎手を信用していないのでとても好評価は出来ません。武豊騎手のままなら本命候補だったのですが・・・

⑨エンスージアズム 岩田望 : デビュー2戦目で初勝利。続く白菊賞では最後方から直線で良い伸びを見せましたが5着まで。次の1勝クラスを勝ちましたが5頭立てでした。前走のフラワーカップでは先行集団の後ろにつけ3~4角で外から上がって行き直線でも外から伸びて来ましたが勝ったホウオウイクセルから0.2差の2着でした。そこそこの脚を持っているので毎回差しては来るものの現状ではまだ力不足に見えますね。前走の馬体重416kgという小柄な馬ではG1では厳しいでしょう。

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⑩アールドヴィーヴル デムーロ : 不良馬場のデビュー戦では後方から3~4角で外から上がって行き直線も外から良く伸びて差し切り勝ち。前走のクイーンカップでは中団後ろにつけ直線でやや窮屈なところからしぶとく抜け出し勝ったアカイトリノムスメとクビ差の2着でした。デビュー2戦目の重賞初挑戦でなかなかのメンバー相手にいいレースが出来ポテンシャルの高さを見せましたね。馬体重が18kg減というのは気になりますが今回はカイバ食いが良いそうですし輸送も近いので問題ないでしょう。警戒が必要な一頭ではないでしょうか。

⑪ジネストラ 北村宏 : G1でも活躍したコディーノやチェッキーノの妹。デビューから3戦目で初勝利を挙げました。1戦ごとにレース内容が良くなっていましたね。前走のアネモネSでは好位のインにつけ直線に入って前を捕らえると一気に突き放し押し切り態勢でしたがゴール前で3/4交わされ2着でした。3着には3馬身つけており負けはしましたが強かったですね。時計も重馬場で1.34.9はかなり優秀だと思いますしハイペースで先行馬が崩れる中この馬だけ早めに突き抜け勝つ寸前まで行けたのはかなりの力だと思います。人気は全くないでしょうが穴っぽい一頭でしょう。

⑫ヨカヨカ 幸英明 : 九州産馬ですが中央場所でデビュー。いきなりモントライゼを抑えて優勝。そこからフェニックス賞、ひまわり賞を逃げ切り3連勝を決めました。続くファンタジーSは出遅れてしまい中団前からの競馬。4角で外に出し直線でしぶとく伸びて来ましたが勝ったメイケイエールから0.4差の5着まで。阪神JFでは逃げの手に出て淀みないペースで馬群を引っ張りそのまま直線に入って残り100m辺りまで粘りましたが最後は交わされ勝ったソダシから0.4差の5着でした。前走のフィリーズRでは好位につけ直線に入ると馬の間を抜け出し先頭を捕らえるとそのまま最後まで良く粘りましたがゴール前でシゲルピンクルビーに交わされクビ差の2着に終わりました。本質的にはマイルは少し長いと思いますがいつも最後までしぶとく粘ってくれますし戦ってきた相手は強いのでここも展開ひとつで上位争いに加われるかもしれません。

以上、出走馬を見ていきました。

次回へ続く・・・

 

桜花賞2021~見解①
桜花賞の出走馬を見ていきましょう。第1弾 ①ストライプ 田辺裕 : デビュー戦は好位から抜け出し一旦先頭に立ちましたが最後は失速し6着。ちょっと抜け出すのが早すぎたかもしれませんね。2戦目は中団前目から直線で抜け出し後続を突き放して完勝。京王杯2歳Sでは中団から直線で進路を探しながらも良く伸びて0.1差の4着。前走のクロッカスSでは好位のインにつけ直線最内から抜け出し完勝。2戦続けて牡馬相手に良い競馬を見せてくれました。今回は初めての関西圏、初めての右回り、デビュー戦以来のマイルと条件は厳しいですがいつもスタートが速く好きなポジションを取れますし抜け出す脚も速くて崩れる感じはないですね。人気はなさそうですがかなり力はある気がします。是非とも買っておきたい一頭。
桜花賞2021~見解③
桜花賞の出走馬を見ていきましょう。第3弾 ⑬エリザベスタワー 川田将 : デビュー戦は後方から直線一気で差し切り勝ち。舌を出しながらでしたが良い伸び脚でした。続くエルフィンSでは後方から直線で外に出しそれなりに伸びて来ましたがスローペースで前も止まらず0.5差の9着でした。今回も舌が出ていましたね。前走のチューリップ賞では好位から直線で最内を突いて伸び先に抜け出したメイケイエールに並びかけると最後まで叩き合いが続き1着同着。内容が悪かったメイケイエールと同着なのは物足りない感じですが勝ち切ったことは良かったですね。口向きに問題があるようですが馬具の効果で良くなった感じですね。右回りも良いのでしょう。川田騎手に乗り替わって早目の競馬でしたが溜めて切れ味を生かす方が良さそうに思えますがどうでしょうか。

 

 

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