大阪杯の出走馬を見ていきましょう。第1弾
①スカーフェイス 岩田康 : 今年初戦の中山金杯では後方から直線一気に伸びて2着。前走の小倉大賞典でも後方から直線でいい伸びを見せましたが5着まで。いつも後方から終いは良い脚を使ってくれますね。直線の長い広いコース向きでしょうから阪神内回りはあまり合わないかもしれません。今回も直線一気に賭けるでしょうが展開が嵌っても掲示板止まりな気がします。
②レッドジェネシス 藤岡康 : 3歳時は京都新聞杯を勝ち神戸新聞杯でも2着と力を見せましたがダービーは11着、菊花賞は13着と本番では崩れてしまっていますね。前走の京都記念でも見せ場なく13着。今回は初めてブリンカーを着けるのでそこに賭けるしかないですね。
③ヒュミドール デムーロ : しばらくダート戦を使われていましたが芝に転向してローカル重賞で2着が2回などそれなりに走れていますがさすがにここに入ると力不足でしょう。
④ジャックドール 藤岡佑 : 3戦目に初勝利をあげ続くプリンシパルSで5着に敗れましたが大幅に馬体増となった5戦目から素質開花。前走の金鯱賞まで5連勝を飾りました。逃げても番手からでも競馬が出来て終いも上位の上りを使えていますね。今回は内枠を引き逃げる可能性が高くエフフォーリアに完全マークされる形になると思いますが十分対抗できるのではないでしょうか。
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⑤アカイイト 幸英明 : 昨年のエリザベス女王杯でG1初制覇を飾ると有馬記念にも出走。後方につけ3~4角でかなり大外を廻して上がって行き直線に入ってもそれなりに伸びましたが7着まで。距離ロスが大きかった割には頑張りました。前走の金鯱賞ではいつもより前につけ中団前目のイン。4角出口から追い出し直線で前を捕らえに掛かりますが差が詰まらず3着まで。コーナーでの加速が異常に速いので小回りの方が合っている印象はありますね。時計が掛かる馬場は合いますし叩いた効果も大きいので好走の可能性は高そう。
⑥エフフォーリア 横山武 : 昨年は皐月賞を勝ちダービーでは追い出しが早くて最後に差されてしまい2着。天皇賞・秋では好位につけて直線では3強の叩き合いになり1馬身抜け出し優勝。初の古馬相手でしたが完勝し世代レベルの高さを証明しましたね。前走の有馬記念では中団から抜け出しディープボンドとの叩き合いを制して優勝。年度代表馬に輝きました。操縦性が高く好位から確実に前を捕らえてくれるのでまず崩れませんね。ここはジャックドールをマークしやすい枠を引きましたし目標がハッキリしているのでレースはやりやすいでしょう。問題は仕上がりだけですが1週前の動きが悪かったのは気になりますね。今週の追い切りで間に合った感じはしますがどうでしょうか。
⑦ウインマリリン 松岡正 : 3歳時はオークス2着、エリザベス女王杯4着とG1でも好走。4歳時でも日経賞を勝ち天皇賞・春で5着。オールカマーでは2~3番手のインにつけ直線に入り先に抜け出したレイパパレを交わしにかかりますが前が狭くなって一旦ブレーキをかけ外に出し再加速すると一気に突き抜けて優勝。かなり強い勝ち方でしたが前走のエリザベス女王杯の前に肘の腫れと熱発があり結果は16着と惨敗。今回状態は上向きですが絶好調時には劣る様子。阪神2000mは合いそうな条件なので力を出せるなら怖さがありますがどうでしょうか。
⑧ポタジェ 吉田隼 : ルージュバックの弟。デビューからの11戦は5-4-2-0と全て馬券内という堅実派。しかしその後3戦は6着5着4着と馬券外に敗れています。とはいえそこまで大きく崩れていませんし強い相手でもそれなりに走って来ますね。阪神2000mは合いますし今回も上位に飛び込んで来ると思いますが馬券内までとなると足りない感じも。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・