スプリンターズSの出走馬を見ていきましょう。第1弾
グランアレグリア ルメール : 2走前の高松宮記念で1200m戦に初出走。道悪で前残り馬場&展開の中、後方から直線だけで追い込んで繰り上がりの2着(実質4着)。前走の安田記念ではアーモンドアイを寄せ付けず圧勝。これで桜花賞以来マイルG1・2勝目を決めました。鮮やかな勝ちっぷりからはマイル向きは明らかで究極のスピード勝負になりがちなスプリンターズSで力を出せるかは微妙。ただ今の中山は例年とは違いかなり時計が掛かっているので対応出来るかもしれませんね。
ダノンスマッシュ 川田将 : 昨年のこのレースでは中団のインから直線で外に出しぐんぐん伸びて前に迫りましたが届かず3着まで。外に出す時にややロスがあったでしょうか。今年に入り高松宮記念では重馬場の影響か10着に終わり安田記念では距離が長く逃げて失速し8着。前走のセントウルステークスでは好位から抜け出し完勝。ダノックス全体に共通して前哨戦には強く本番では弱いのはこの馬も同じ。ただ今回に限っては陣営がここを本気で取りに来ているような気がしますね。前走は叩き仕上げのようでここは上積みがありそうです。ここの出走馬の半分はセントウルステークスで負かした相手ですしチャンスは大きいでしょう。
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モズスーパーフレア 松若風 : 昨年のこのレースは速いペースで飛ばしゴール前まで粘りましたが最後に交わされて1/2差の2着でした。今年の高松宮記念ではこの馬にしては遅めのペースで逃げ最後まで良く粘り繰り上がりですが優勝(実質3着)。前走の北九州記念ではハイペースで逃げて最後に失速し2着。しかし+14kgと叩き仕様だったのは明らかでここでの上積みは大きそうですね。昨年も前哨戦で大きく馬体重を増やして4着で本番に仕上げて2着でした。この馬のスピード能力が生きる中山が合っていて3-2-0-0と崩れませんね。今年は時計の出る馬場ではないので心配ではありますがパワーもあるので大丈夫でしょう。スプリントG1連覇の可能性は十分ありそうです。
ミスターメロディ 福永祐 : 昨年の高松宮記念でG1初制覇。スプリンターズSでも4着と力を見せましたね。その後はダートのJBCスプリントで6着、距離の長い安田記念で11着と連敗しましたが敗因があるので問題ありませんね。前走のセントウルステークスではダノンスマッシュから0.2差3着でしたが休み明けは走らない傾向の馬なので良く走った方でしょうか。ただこの馬にしては-10kgと初戦から仕上げていた感じもあるので上積みがあるかどうかですね。パワータイプなので時計の掛かる馬場になった方が良さそうですから今の馬場傾向のままならチャンスでしょう。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・