高松宮記念2021~見解③

競馬予想

高松宮記念の出走馬を見ていきましょう。第3弾

⑬トゥラヴェスーラ 鮫島克 : 2走前の淀短距離Sでは直線最内で前が詰まりしばらく追えない状態でしたが前が開くと一気に抜け出し完勝。今年は中京で行われたので今回と同じコースで強い勝ち方が出来たのは良いですね。前走のシルクロードSでは外枠でもあり道中で壁が作れず折り合いを欠いてしまい掛かり気味。直線に入って早々に追うのを止めて流していましたから大敗は気にしなくていいでしょう。今回も外目の枠に入りましたが内に速い馬がいるので上手く内目に入れて壁を作ればもっとやれるかもしれません。

⑭ダノンスマッシュ 川田将 : このレースは2年連続出走し4着10着と人気を裏切っていますね。間違いなく実力のある馬なのですがいつも前哨戦で強い勝ち方をして本番では勝てないことを繰り返しています。しかし前走の香港スプリントで完勝し海外とはいえG1初制覇を飾りました。ムーア騎手の腕もあったと思いますがG1を勝てる力があるのは間違いないでしょう。ただ本質的には時計の出る良馬場向きでしょうから今年の馬場では力を発揮できない可能性はあるかも。

⑮マルターズディオサ 田辺裕 : 阪神JFで2着、チューリップ賞で1着と好走しましたが牝馬3冠では掲示板にも乗れない凡走続き。距離を短縮した前走の阪神カップでは好位から伸びて勝ったダノンファンタジーと0.3差の2着と好走。短距離適性を示しましたね。今回さらに1ハロン短縮で初の1200m戦になりますが距離に関しては問題なさそう。しかし華奢な牝馬には今の中京の馬場は厳しいのではないでしょうか。

ランキングに参加しています。クリックのご協力をお願いします。

⑯レシステンシア 浜中俊 : 阪神JFを勝ち桜花賞2着NHKマイル2着。2走前のマイルCSは休み明けで仕上がり途上。そのうえスローな逃げに出ては8着に負けても仕方なかったですね。結局3歳時には1勝も上げることが出来ませんでした。前走の阪急杯では淀みのない逃げに持ち込み他馬を寄せ付けずレコードで完勝。今回初めての1200m戦にはなりますがスピード負けすることはないでしょうし十分対応してくれるでしょう。パワーもあるので中京の馬場でも問題ないですね。ただ武豊騎手のケガで急遽の乗り替わりになったのは少し心配ではあります。

⑰サウンドキアラ 松山弘 : 昨年は年明けから重賞3連勝と好調期に入りヴィクトリアMでもアーモンドアイの2着と好走。しかし秋になるとイマイチ状態が上がらずスワンS10着マイルCS10着と凡走。漸く上向いてきた前走の阪神カップでは直線で伸びかけたところで少し前が詰まりながら4着とマズマズ。今回初めての1200m戦なのはやってみないと分からないですが対応出来れば力は通用すると思います。

⑱ミッキーブリランテ 和田竜 : 戦績からは好不調の波がある馬のようですね。昨年の秋には3戦連続2桁着順と不調でしたが今年に入りニューイヤーCでいきなり優勝。前走の阪急杯でも2着と好走し好長期に入った模様。こちらもまた今回初めての1200mになりますがスピードもパワーもあるので大丈夫でしょう。ただ大外枠はこの馬には厳しいかも。

以上、出走馬を見ていきました。

競馬予想
スポンサーリンク
この記事をシェアする
ひよこをフォローする