高松宮記念の出走馬を見ていきましょう。第2弾
⑩キルロード 菊沢一 : 5走前の3勝クラスから3連勝。ここ2戦はイマイチな結果に終わっていますね。4走前のパラダイスSでは逃げて直線で一旦交わされながらもそこから盛り返して優勝とかなりの粘り強さを発揮して見せました。負けたここ2戦も終いはしぶとく粘っていますから馬体を併せる展開になれば頑張ってくれそうですがさすがにこのクラスになると一気に交わされる可能性が高いですね。ただ全く人気はないでしょうから余裕があれば押さえても面白いかもしれません。
⑪クリノガウディー 松岡正 : 2年前の高松宮記念で1位入線も4着降着。その後はイマイチな成績が続いていましたが中京で1着1着3着と好走。その後また崩れていますね。右回りだともたれてしまい極端に成績が悪くなっています。今回は条件が好転しますから突然の激走があっても不思議ではありません。
⑫エイティーンガール 秋山真 : 2走前の京阪杯を人気薄で優勝。得意の条件でしか走れないタイプに見え中京では3戦して全て完敗と苦手にしている感じ。今回も厳しいと見ているが荒れ馬場は得意なので馬場状態次第では浮上してくるかも。
⑬トゥラヴェスーラ 鮫島克 : 昨年の高松宮記念では直線で寄られる場面もありながら良い脚で突っ込んで来て0.2差の4着と好走。前走の阪急杯は久々で+22kg。直線で前の馬を捌くのに一瞬勢いを削がれましたがクビ差の2着。かなり力を付けていますし道悪も有利に働きそう。馬群を捌ければ一気の差し切りまであるか。
⑭ダイアトニック 岩田康 : デビュー時からマイル以下の短距離路線で活躍。2年前の高松宮記念では直線で不利を受けなければ優勝していたであろう惜しい3着。スプリンターズSの後で骨折し休養。久々のキーンランドCは惨敗も今年初戦の金杯では惜しい4着と好走。そして前走の阪急杯で復活の勝利を上げました。今回さらなる上積みも見込めますし7歳になりましたが今年のメンバーなら十分上位争い出来そうです。
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⑮ファストフォース 柴山雄 : 地方からの再転入ですが芝の短距離に適性があった様子。昨夏のCBC賞では軽ハンデで時計の出る馬場だったとはいえレコードで勝利。ピクシーナイトを下しました。北九州記念でも2着と連続で好走。スピード能力はG1でも通用しそうですが時計の出る平坦な馬場が向いているでしょうから中京の道悪だと出番はなさそうです。
⑯ダイメイフジ 小沢大 : もう8歳馬ですしここ1年以上馬券に絡んでいません。今回は鞍上の経験になればと言ったところでしょうか。
⑰メイケイエール 池添謙 : 気性が難しく常に危険な存在ですがすでに重賞4勝の実力馬でもあります。近走は陣営の努力と馬具の効果、そして池添騎手の手腕で力を出せるようになってきましたね。とはいえ今回もどうなるかわからない怖さはあるのでまだ信用は出来ません。本質的にはマイル辺りの方が合っていると思いますが時計が掛かりそうなのは良いかもしれません。外枠を引けたのも他馬を気にするこの馬には良かったですね。
⑱グレナディアガーズ 福永祐 : 朝日杯FSでは速い流れを好位から抜け出しレコードで完勝。その後もNHKマイルCで3着など活躍しましたが2走前のマイルCSでは力んで走っていたとのことで13着と初めて崩れてしまいました。前走の阪神カップでは出遅れて後方からになりましたがしっかり脚を溜めて今までにない切れを見せ一気の差し切り勝ち。短距離適性を見せましたね。今回初の1200m戦ですがマイルよりは向いていそうですから今年のメンバーなら上位争いに。
以上、出走馬を見ていきました。