宝塚記念2020~見解②

競馬予想

宝塚記念の出走馬を見ていきましょう。第2弾

キセキ 武豊 : 昨年の有馬記念と今年の阪神大賞典で父親同様の出遅れ癖が出てきた感じで前走の天皇賞もスタートに不安を抱えていましたが乗り替わりの効果か好スタートを決めてくれました。そのまま3番手につけこれで馬券圏内だなと思った矢先にスタンド前で引っ掛かり一気に先頭へ立ってしまい最後は失速。菊花賞馬ですが今では中距離の方が良さそうですね。昨年のこのレースで2着と好走していますし今回もスタートを決めれば巻き返す力はあるでしょう。不良馬場で勝っているとはいえ本来は高速馬場向きだと思うので道悪は心配。

クロノジェネシス 北村友 : これまで馬券圏内を外したのはエリザベス女王杯の5着のみ。そこでも勝ったラッキーライラックとは0.3差ですしいつでも馬場不問で好走してくれますね。前走の大阪杯ではラッキーライラックとクビ差の2着。相手は内ラチ沿いをピッタリ回ってロスがなかったのに対しこちらは外枠から外目を回った分の差でしょうから力の差は無いと言っていいでしょう。今回も状態は良さそうですし牝馬が強いレースでもあるのでチャンスは十分でしょう。

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スティッフェリオ 幸英明 : 前走の天皇賞では前前でレースを進め最後までしぶとく粘り惜しくも敗れましたが勝ったフィエールマンとはハナ差。展開さえ向けばG1でもやれるようですね。前前から良い脚を長く使えるタイプだと思うので宝塚記念は向くと思いますが昨年はペースが上がったところでついて行けず7着でしたね。今年は時計が遅くなりそうなので面白いかも。

ペルシアンナイト 和田竜 : 3年前のマイルCSを勝ち2年前は2着、昨年3着と好走しているようにマイラーでしょう。2年前の大阪杯で2着もありますがかなりのスローペースで上がり勝負でしたからこなせただけで今回はそうもいかないと思います。

ダンビュライト 松若風 : デビューからあまり崩れることなく走れていますしG1でも皐月賞3着や菊花賞と宝塚記念で5着など好走出来ていますね。しかし気性難でもありレース前に終わってしまうことも。天皇賞・秋では返し馬で放馬し除外。ジャパンカップでも馬場入場時に大暴れしてレースで惨敗と東京は特に嫌いなようですね。昨年末に去勢手術をして気性難を克服出来たかどうか。前走の天皇賞・春は前前で運ぶも最後は失速。去勢明け初戦では仕方ないですね。今回は前走よりも良くなっているハズですし距離短縮で折り合いも付きやすいでしょう。阪神の成績はイマイチですが道悪は得意ですし一発の魅力はありますね。

以上、出走馬を見ていきました。

次回へ続く・・・

 

宝塚記念2020~見解①
宝塚記念の出走馬を見ていきましょう。 ラッキーライラック デムーロ : デビュー時480kgだった馬体重が前走時には520kgと実に40kgも大きくなりいよいよ完成の域に。桜花賞でアーモンドアイに敗れてから成績が落ち始め早熟かとも思いましたが昨年の夏を越えて急成長。エリザベス女王杯ではかつてない切れ味を発揮し古馬を撃破しました。前走の大阪杯では牡馬相手に完勝し中距離では現役トップクラスの力を付けた様子。どちらかと言えば叩き良化型だと思いますが仕上がりは良さそうですしこのレースは牝馬が強くステゴ系の相性もいいのでチャンスはありそうです。
宝塚記念2020~見解③
宝塚記念の出走馬を見ていきましょう。第3弾 モズベッロ 池添謙 : 昨年のデビュー以来ほぼ月イチで出走しているタフな馬ですね。叩き上げで徐々に力を付け今年初戦の日経新春杯で重賞初制覇。続く日経賞も2着と好走し天皇賞に挑みましたが距離が長すぎたこともあり7着に敗れました。距離短縮でもう一段上に行けるかもしれませんが日経新春杯も日経賞も相手は弱かったですしそこまで評価できないかも。G1で馬券に絡むにはもう少し力を付ける必要があるかもしれませんね。
宝塚記念2020~見解④
宝塚記念の出走馬を見ていきましょう。第4弾 トーセンカンビーナ 浜中俊 : 2.5億円の高額馬が漸く力を付けてきたようで2走前の阪神大賞典ではユーキャンスマイルの2着と好走。続く天皇賞では最後方から3~4角で大外を上がって行き直線も良く伸びて5着。かなり長く脚を使いましたね。スタートが下手で後方からになってしまいますがこれだけの脚が使えるのなら追い出しのタイミング次第で上位進出出来る力はありますね。今回残念ながら乗り慣れた藤岡康太騎手から乗り替わりなのでタイミングをつかめるかどうかですね。

 

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