宝塚記念の出走馬を見ていきましょう。第2弾
ミスマンマミーア 岩田望 : 地方出身で中央に転入。その後も特に活躍出来ていませんでしたが今年に入り日経新春杯で2着。2走前の大阪ハンブルクCで優勝と調子を上げていますね。非根幹距離の成績は悪くないですし阪神は(2-0-1-1)と得意にしています。宝塚記念は牝馬の成績が良いですし道悪にでもなれば一発あってもいいかもしれません。
メロディーレーン 幸英明 : 牡馬相手の菊花賞で5着と好走。しかしその後はパッとしない成績が続いていますね。2走前の天皇賞春では中団後ろで流れに乗りましたが直線で伸びずバテずで11着に終わりました。現役屈指の小型馬では阪神の長距離戦は厳しかったと思いますがスタミナはありますね。前走の自己条件でも最下位と良い所がありませんでした。今回は56kgを背負いますしどうにもならないと思いますが道悪は得意なのでそこに賭けるしかありませんね。
モズベッロ 池添謙 : 昨年は日経新春杯を勝ち重賞初制覇。宝塚記念でも3着するなど重賞でも通用する力を見せてくれましたね。しかし休み明けの有馬記念では調子が上がらず15着と大敗。今年に入っても5着8着となかなか上向いてきていませんね。しかし漸く調子を戻してきた前走の大阪杯では後方につけ3~4角でコントレイルの後ろから上がって行くと直線で良く伸びてコントレイルを交わし勝ったレイパパレから4馬身差の2着と好走。道悪や展開が向いたのは事実ですが本来の力を発揮出来ればこれ位はやれる馬なのでしょう。久々よりも使い込んだ方が良い馬だと思いますが状態は良さそうなので問題ないでしょう。今回も道悪になる可能性が高そうですし昨年に続く好走もありそうです。
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ユニコーンライオン 坂井瑠 : 3歳時には菊花賞にも出走出来ましたが(15着)その後は伸び悩み3勝クラスで足踏み。昨年の夏から休養に入り今年の5月に復帰するとそこから3着1着1着と連続で好走。一気に調子を上げて来ましたね。前走の鳴尾記念では逃げの手に出てスローペースに持ち込み後半でペースアップし後続を突き放すとそのまま最後までしっかり脚を使い0.6差つける完勝。重賞初制覇を飾りました。立て直しに成功し本格化してきた様子で今ならG1でも格負けしないのではないでしょうか。自分でレースを作れるのは強みですしパワータイプの先行馬で宝塚記念の適正は高そう。レイパパレとの兼ね合いは気になりますが上手くかみ合えば粘り込む可能性はありそうです。
レイパパレ 川田将 : デビューから5戦5勝でG3チャレンジカップを制覇。レースは2番手で運び楽々抜け出す完勝でした。前走の大阪杯では一気のメンバー強化なうえ道悪で力のいる馬場になると厳しいかもと思っていましたが逃げの手に出てハイペースで後続を引っ張り上がりも最速で4馬身突き放す圧勝。6戦無敗でG1初制覇を飾りました。道悪適正が高かったのでしょうがそれにしても強かったですね。なにより自分で自分の得意な持続力勝負に持ち込める操縦性の高さは魅力。今回も勝ち負けになる可能性は高そうですが前走のラストで少し手ごたえが怪しくなっていたので1ハロンの距離延長は少し気になります。それと小柄な馬なので前走の55kgも心配でしたが今回は56kgを背負うのがどうか。
ワイプティアーズ 和田竜 : 前走の鳴尾記念では前残りの流れに乗り5着と善戦できましたがさすがにここに入るとどうにもならないでしょう。
以上、出走馬を見ていきました。