天皇賞・秋2021~見解②

競馬予想

天皇賞・秋の出走馬を見ていきましょう。第2弾

⑨グランアレグリア ルメール : これまでG1で5勝をあげる現役最強マイラー。特に昨年の安田記念では中団から一気に伸びてアーモンドアイを置き去りにする圧倒的な強さを見せました。その後もスプリンターズSではとても届かない位置から飛んできてダノンスマッシュを突き放す圧勝。マイルCSでは一転好位からの競馬。馬群に包まれて追えない場面もありながらインディチャンプをあっさり交わして完勝。大阪杯では距離延長と極悪馬場で4着に敗れましたが力は見せましたね。ヴィクトリアマイルはベストのマイル戦で牝馬限定で当然のように圧勝。前走の安田記念では連戦の疲れと初めての中2週。しかも蹄を痛めたという話もあり調教もかなり軽めで不安材料も多かった。レースではポジションが後ろになり終始馬群に囲まれる苦しい状況から何とか抜け出し最速の上りを使ったもののダノンキングリーにアタマ差交わされ2着。負けて強しの内容で実力は示しました。その後、喉鳴りの手術をしましたが経過は良好で問題なし。距離も東京の良馬場ならこなせるでしょう。枠も内のライバルを見ながら運べる良い所ですし勝ち負けに持ち込めそうです。

⑩カイザーミノル 横山典 : デビュー3戦目で初勝利。そこから2年かけて自己条件を卒業しオープン入り。今年の春にマイラーズCと京王杯SCで3着。前走の毎日王冠で5着とマズマズでしたが2000mは初めてですし実力も足りていませんね。さすがに厳しいでしょう。

⑪ムイトオブリガード 柴田善 : 長期休養明けから5戦しましたが全く良い所がなく上昇気配もありません。

⑫ラストドラフト 三浦皇 : デビューから2連勝で京成杯を制覇。母マルセリーナでもあり期待されましたがそこから勝ち星無し。しかし着差はそこまででもないですし終いは良い脚を使っていますね。前走の毎日王冠では1.3差の13着と大敗してしまいましたが暑さで脱水症状が出ていたとのことで度外視したいですね。昨年夏のケフェウスステークスでも1.3差で負けていますがこの時も熱中症でフラフラしていたそうですからかなり暑さに弱いみたいです。今の東京はかなり涼しいですし叩いて気配も上昇。本来の力を発揮出来れば一発ないか。

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⑬ペルシアンナイト 大野拓 : 3歳でマイルCSを勝ちG1初制覇。それ以外にも皐月賞2着、大阪杯2着。マイルCSでは2着3着もあり3年連続で馬券内とG1での好走多数の強豪。すでに7歳でかつての力は望めませんが前走の札幌記念ではソダシ、ラヴズオンリーユーに続く3着と健在をアピール。もともと実力馬ですからここで激走しても不思議ではありません。

⑭カレンブーケドール 戸崎圭 : これまで16戦して4着が3回と5着が1回あるだけでそれ以外は全て馬券圏内という堅実派。未だに重賞未勝利ですがG1で7戦して4回馬券内といつ勝ってもおかしくない力の持ち主。どこの競馬場でもどの距離でもどんな馬場状態でも変わらず力を出せるのは凄いことですね。昨年のジャパンカップでもアーモンドアイを負かしに行って3頭の三冠馬と差のない4着と見せ場たっぷりでした。有馬記念でもワールドプレミアと同着の5着と善戦。天皇賞・春では阪神の長距離戦ということで牝馬には厳しいかと思いましたが好位から粘り切って3着と好走。前走の宝塚記念では先団の後ろにつけそのまま流れ込んで4着。G1制覇のチャンスかとも思いましたが力の差を感じる結果でした。今回もソコソコ走って来るでしょうが馬券内は厳しいのではないでしょうか。

⑮ヒシイグアス 松山弘 : これまで11戦して掲示板を外したのは不良馬場だったラジオNIKKEI賞のみ。近走4連勝中で中山金杯と中山記念で重賞2連勝。本格化したかと思われましたか疲れが抜けなかったことで予定していた大阪杯を回避。ここは8カ月ぶりになりますしまだ本調子ではない様子。調子が戻れば怖い存在ですが狙うなら次走か。

⑯ユーキャンスマイル 藤岡佑 : 菊花賞3着馬で天皇賞・春でも5着4着と好走したことがあり阪神大賞典でも1着2着と好走していることから長距離向きなのは明らか。このレースでも2年前には4着の成績を残していますが近走はスピードが落ちて東京の中距離ではついて行けないでしょうしキレも無くなってきているのでさすがに厳しそうです。

以上、出走馬を見ていきました。

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