凱旋門賞2019~見解①

競馬予想

凱旋門賞の見解です。

まずは出馬表ですね。ゲート番順に並んでいる出馬表をあまり見ないので作ってみました。

ゲ番 馬番 馬名 馬齢 斤量 騎手 前走
12 ソットサス 牡3 56.5 デムーロ 仏ニエル賞G2(2400)①
フィエールマン 牡4 59.5 ルメール 日札幌記念G2(2000)③
ヴァルトガイスト 牡5 59.5 ブドー 仏フォア賞G2(2400)①
ブラストワンピース 牡4 59.5 川田 日札幌記念G2(2000)①
フレンチキング 牡4 59.5 ペリエ 独ベルリン大賞G1(2400)①
11 ソフトライト 牡3 56.5 武豊 仏ドーヴィル大賞G2(2500)②
キセキ 牡5 59.5 スミヨン 仏フォア賞G2(2400)③
マジカル 牝4 58.0 オブライエン 愛チャンピオンSG1(2000)①
エネイブル 牝5 58.0 デットーリ 英ヨークシャーOG1(2370)①
10 10 ジャパン 牡3 56.5 ムーア 英インターナショナルSG1(2050)①
11 ナガノゴールド 牡5 59.5 バルザローナ 仏ドーヴィル大賞G2(2500)③
12 ガイヤース 牡4 59.5 ビュイック 独バーデン大賞G1(2400)①

いよいよ凱旋門賞が近づいてきましたね。個人的には1年で1番楽しみにしているレースでかなりワクワクしております!!

今年の凱旋門賞のポイントは5つ

1.エネイブルの3連覇なるか⁈

2.12頭立ての少頭数!!

3.当日の馬場は道悪⁇

4.オープンストレッチ使用か⁈

5.3歳牝馬の出走なし!!

まず1番のエネイブル3連覇ですが過去には3連覇した馬はいません。5歳牝馬も長らく馬券に絡んでいませんね。ただ今年は少頭数で紛れは少なそうですしライバルだったクリスタルオーシャンが引退したことで相手関係がかなり楽になった印象です。他の陣営も弱気な感じで連覇されても仕方なしといったところでしょうか。

2番目の少頭数について。フルゲートが20頭立てと多く賞金も高いので多頭数になりがちですが今年は12頭立てと少頭数になりました。これにより不利を受ける可能性が減り各馬が力を発揮しやすくなったのではないでしょうか。エネイブルはどんなレースも出来るタイプで多頭数でも問題なかったでしょうが楽になったのは間違いないでしょう。

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続いて馬場状態ですが今週は雨続きのようで金曜の時点で重馬場。レース当日も雨予報ということで道悪競馬になるのは間違いなさそうですね。向こうの重馬場は日本の重馬場よりも力のいる時計の掛かる馬場になるようなので日本馬にとってはさらに厳しくなりそうですね。エネイブルは道悪も得意ですし他が苦にするようならさらに上昇といったところでしょうか。日本馬ではキセキが不良の菊花賞を勝ったことで道悪向きのように見られていますがあの時の馬場とはまた違うでしょうし59.5kgを背負うことを考えればやはり厳しいと思います。

4番目のオープンストレッチについて。これはロンシャン競馬場で2015年の秋から改修工事が行われ新しくゴール前に新型仮柵が設置された部分。ゴール前450mあたりから仮柵が設置されておりその仮柵を外すことでコースの内側に開けた走路が出現します。これにより馬群がばらけ後方の馬も詰まらず伸びて来れるし外枠の馬も外に膨れず真っ直ぐ伸びてこられるようになり枠番による有利不利を無くす効果が期待されます。しかし実際は逆効果になる感じもありますね。内側にグリーンベルトが出現することで内で脚を溜めた馬が詰まらず伸びて来れそうで特に今年は道悪競馬濃厚で内側にグリーンベルトが出現するとさらに内枠有利に。もともと凱旋門賞は内枠有利の傾向がありますがオープンストレッチの使用によりその傾向に拍車が掛かりそうです。エネイブルは外目の枠に入りましたが少頭数でそこまで問題ないでしょうか。

最後に3歳牝馬について。例年3歳牝馬が活躍するこのレース。過去10年で3-2-2-14と複勝率3割超えです。過去10年牝馬か3歳馬しか勝っていませんしやはり斤量差が大きいのでしょう。特に3歳牝馬は55.0kgで古馬牡馬の59.5kgと比べると4.5kgも差がありますからね。今年はその3歳牝馬が出走しないということで古馬勢にとっては有利に働きそうです。

次回は出走馬を見ていきます。

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凱旋門賞2019~見解②
凱旋門賞の出走馬を見ていきましょう。 ①フレンチキング 3歳時はパッとしなかったが今年に入り2400mばかり4連勝。良馬場なら少し劣る感じでしたが重馬場になれば多少は前進かも。3着あたりならあるかも。 ②ヴァルトガイスト 昨年は4連勝から凱旋門賞へ挑戦し2番人気で4着。エネイブルとは2馬身程の差でした。今年は昨年ほどの勢いはないが実力上位の存在ですしエネイブルには勝てないまでも馬券圏内なら。
凱旋門賞2019~見解③
凱旋門賞の出走馬を見ていきましょう。 ⑦ナガノゴールド 後方からそれなりの脚を使えるがここに入るとさすがに見劣る。 ⑧エネイブル 3連覇なるか注目度大。過去3連覇を達成した馬はいないし5歳馬は勝てないデータはあるがそもそも挑戦した馬が殆どいないので無視していいデータでしょう。欧州では日本のように一流馬が5~6歳まで走る文化がないようですね。昨年は怪我の影響で調整が難しく体調も万全ではなかったと思いますが今年は順調に使われ特に心配事はないので安心して見ていられますね。道悪も少頭数も良いですしクリスタルオーシャンの引退も大きなプラス。何かトラブルでもない限り3連覇濃厚なのではないでしょうか。少なくとも連対は外さないでしょうね。
凱旋門賞2019~最終見解
凱旋門賞の結論です。 ここはエネイブルを信じて歴史的快挙を見届けたい。相手は斤量の恩恵を受ける牝馬と3歳馬でしょう。 ◎⑧エネイブル 不安材料無く3連覇濃厚。 〇⑨マジカル 実質世界ナンバー2。 ▲⑩ジャパン 斤量の恩恵で逆転狙う。 △⑫ソットサス オープンストレッチを生かせば。 ☆⑪ソフトライト この馬も3歳。 ✕①②③ 印はここまでですね。

 

 

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