凱旋門賞の出走馬を見ていきましょう。第2弾
[11]⑰オネスト : 仏ダービーでは最後方から馬群を縫って追い込みましたが5着。パリ大賞でも最後方につけ直線で一気に前を捕らえて優勝。前走の愛チャンピオンSでは最後方から徐々に押し上げ直線で一旦先頭に立ちますが最後はルクセンブルクに半馬身差競り負けて2着でした。しかしこの馬には2000mよりも2400mの方が合っているようで今回は逆転出来そうです。問題は20頭の多頭数で最後方からだとスムーズに上がって来れるかですね。馬場も悪くなると良くなさそうです。
[12]⑤アレンカー : 昨年の凱旋門賞では好位につけますが直線で伸びがなく9着。今年に入ってタタソールズGCでG1初制覇を決めましたがその後はイマイチ。特に推せる要素はありませんね。
[13]⑫バブルギフト : 昨年の凱旋門賞では最後方から直線で良く追い上げて8着でした。2走前のサンクルー大賞では後方から徐々に上がって行き直線でじわじわ伸びて3着。前走のフォワ賞では中団のインにつけ直線で先頭に並びかけますがイレジーンに一気に交わされ2着でした。ロンシャン2400mは走り慣れたコースですし重馬場も問題ない。スパッと切れるタイプではありませんがバテずに伸びてくるので前崩れになれば浮上するかも。
[14]⑦ブルーム : 昨年の凱旋門賞では武豊騎手が乗り前に行って粘れず11着でした。ブリーダーズカップで2着と好走しジャパンカップに出走しましたが11着に負けたうえ他馬に蹴られて骨折。今年はG2を1勝していますがパッとした成績を残せていません。もう6歳でピークを過ぎた感じ。
[15]④シリウェイ : 一昨年の凱旋門賞当日の極悪馬場のなかジャンリュックラガルデール賞を8馬身差の圧勝。1400m戦とはいえ道悪適正の高さを見せていました。昨年の凱旋門賞では久々で転厩初戦のなか5着と好走しましたが鞍上が少し消極的だったように見えましたね。勝ち馬のポジションを取れていればもっと際どかったでしょう。続く英チャンピオンSでミシュリフやアダイヤーを下し優勝。今年はガネー賞の3着くらいしか良い所がありませんがこの馬にとっては馬場が良すぎた様子。今状態が上がっているそうですし道悪になれば一気に浮上してくるでしょう。
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[16]⑨モスターダフ : これまでG1には1度出走し12着と完敗。重賞では好走出来るもののあまり強さを感じません。前走はポリトラックのセプテンバーS。早目に抜け出し完勝も最後は詰め寄られてました。ここで通用する感じはありませんしロンシャンの道悪も合わないでしょう。
[17]①ミシュリフ : 昨年はドバイSCや英インターナショナルSを勝ち力を見せていましたが今年は未勝利。今年で引退を表明していますしもうピークは過ぎているでしょう。ロンシャン2400mも合わない感じがします。
[18]②トルカータータッソ : 昨年の勝ち馬。重馬場で他馬が伸びあぐねる中、外から一気に差し切りました。今年はG2を勝ち2走前のキングジョージでは追い上げ届かず2着でしたが良馬場でも力を見せました。前走のバーデン大賞では一旦先頭に立ちますが最低人気のメンドシーノに差されて2着に終わりました。少頭数でペースが遅くこの馬向きの展開にならなかったようです。今回はペースが上がるでしょうし馬場も悪くなりそう。連覇の可能性も十分ですが枠が外過ぎる気も。
[19]③マレオーストラリス : 昨年のガネー賞を勝ちG1初制覇を決めましたがその後足首を痛め休養。その後体調が整わず今年の4月に11ヵ月ぶりに復帰しG2で3着。連覇を狙ったガネー賞では逃げて良く粘りましたが4着。続くシャンティイ大賞では逃げて突き放し追い上げるバブルギフトを2馬身差抑えて優勝。前走のサンクルー大賞では中団馬群で揉まれて力を出せず7着に終わりました。ロンシャンの経験豊富ですし道悪も得意。マイペースで行ければ一発あるかも。
[20]⑧ステイフーリッシュ : 日本ではこれと言った実績を残していませんが今年は海外で好成績。サウジとドバイの重賞で2連勝。前走のドーヴィル大賞でも2着と好走。ステゴ産駒だけに海外の方が合っている感じですね。しかしさすがにここで馬券になる感じはありません。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・