ヴィクトリアマイルの出走馬を見ていきましょう。第2弾
⑩レッドベルディエス 石橋脩 : 前走で漸く3勝クラスを卒業。さすがに厳しい。
⑪ダノンファンタジー 藤岡佑 : 阪神JFでG1制覇したものの牝馬三冠では4着5着8着と成績を落としました。昨年のこのレースではアーモンドアイには離されたものの5着と好走。阪神カップを勝ち実力を示しましたが今年に入り阪急杯5着、高松宮記念12着と力を出せていません。ただ阪急杯は出遅れましたし高松宮記念はハイペースで先行して終いを無くしてしまいました。まだ衰えたとは言えないでしょう。ただ現状1400m向きだと思うので東京のマイル戦でどうかというのはありますね。
⑫サウンドキアラ 松山弘 : このレースは2年前に7着、昨年はアーモンドアイの2着と好走。その後はイマイチな成績が続いていますね。前走の高松宮記念は中団から大外を廻して上がって行き直線もソコソコ伸びて6着でした。伸びかけたところでやや前をカットされた場面もあって0.4差でしたから力は見せましたね。現状マイルは長いのかもしれませんがリピーターの強いレースですから警戒は必要でしょう。
⑬プールヴィル 三浦皇 : これまで18戦して全て1400~1600mを使われていますね。しかし1600mでは7戦して全て着外に敗れています。ただ前走の阪神牝馬Sでは中団から32.9の脚を使い勝ったデゼルと0.1差の4着と好走。これだけ走れるならマイルでも問題ないでしょう。しかも前走は休養明けで+22kgと仕上がり途上でしたから叩いたここはさらに状態アップ。今ならこの相手でも一発あるかもしれません。
⑭ディアンドル 団野大 : デビュー当初は1200mばかり使われ5連勝し北九州記念2着など活躍。しかしその後は結果が出ず徐々に中距離にシフト。今年に入り2走前の小倉大賞典で3着と久々に好走。前走の福島牝馬Sではスローな逃げに持ち込み直線に入ると一旦交わされましたが再度盛り返して最後まで粘り切り優勝。かなりしぶとかったですね。今回は初のマイル戦で相手も強く楽な競馬は望めそうにないので厳しい戦いになりそうです。
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⑮アフランシール 大野拓 : 昨年漸く条件クラスを卒業しましたがその後も良い所がありませんね。これではどうにもならない。
⑯リアアメリア 福永祐 : デビュー戦を圧勝し続くアルテミスSでも強い勝ち方をしたことで阪神JFでは1番人気に推されましたが初めての厳しい流れに戸惑ったのか6着に敗れる。桜花賞は道悪が堪えたのか走る気がなくなったのか10着と惨敗。オークスでは4着と巻き返しローズSでは積極的なレース運びで優勝。これで復調出来たかと思いきやその後は好走出来ていません。手前の関係で右回りは苦手なようですから東京のマイルなら好走出来る可能性はあるかもしれませんね。
⑰スマイルカナ 柴田大 : 桜花賞では道悪を苦にせず3着と好走。その後も重賞を勝つなど活躍していますね。ただ前走のダービー卿CTで完敗と状態がイマイチだったようで今回も完調とは言えない感じ。だとすると厳しいでしょう。
⑱レシステンシア 武豊 : デビューから3連勝で阪神JF制覇。レースはハイペースで引っ張り終い突き放しレコードで圧勝。これは桜花賞まで負けないと思いましたがチューリップ賞で3着、桜花賞2着、NHKマイルカップ2着と勝ち切れませんでした。スピード任せで行かせた方が良さそうですがマイルCSでは溜め逃げで失速。力を出し切れませんでした。2走前の阪急杯では良い流れで逃げ切りレコードで完勝。前走の高松宮記念では初めての1200mで外枠ということもあり先団に控え直線良い脚で差してきてクビ差の2着でした。レースの幅が広がったのは良かったですね。今回はマイルに戻りますが距離は問題ないでしょう。また外枠で行きたい馬も多いので控えるレースになりそうですが武豊騎手騎乗ということでどこかで動いて主導権を握る感じでしょうか。状態も良さそうですし時計の速い決着になりそうなのは望むところで上位争いに持ち込めそうです。
以上、出走馬を見ていきました。