安田記念の出走馬を見ていきましょう。第4弾
ペルシアンナイト デムーロ : マイルCSは3歳時に勝ち昨年は2着ですが昨年の安田記念では6着とイマイチ。さらにこれまで皐月賞2着と大阪杯2着もありG1でも上位争いの常連ながら左回りでは結果が出ていません。デビューから右回りで3-3-1-2に対して左回りは1-1-0-5という結果からも左回りを苦手としている・・・と思ってしまうのですが左回りで着外だった5回は全て不利を受けるか苦手の重馬場なので必ずしも左回りがダメという訳ではなさそう。昨年の安田記念の6着もスタート出遅れ1角手前で突然暴れる直線壁で抜け出せずというレース。それで勝ったモズアスコットから0.4差なら十分通用しそう。
モズアスコット 坂井 : 昨年のこのレースで優勝。1角手前でペルシアンナイトが暴れた煽りで下がってしまう不利はありましたが直線ではスムーズに抜けることが出来ましたね。その後はスワンSで2着でしたが続くマイルCSでは4角で内からぶつけられその反動で外の馬にぶつかる不利を受けました。13着だったとはいえ勝ち馬から0.5差だったので際どい勝負に持ち込めた可能性はありますね。その後の香港での完敗は仕方ないでしょう。前走のマイラーズカップは海外帰りの休み明けで太め残り。レースも超スローペースでこの馬には合わなかったでしょうか。今回は一叩きされて得意の東京なら巻き返してくるのではないでしょうか。
ランキングに参加しています。クリックのご協力をお願いします。
ロードクエスト 石川 : 3歳時はNHKマイルカップ2着や京成杯AH勝ちなどありましたが近走マイルでは少し距離が長い感じもありますね。東京の1400mがベストだと思いますが今回1ハロン延長が問題。前走の京王杯SCは出遅れて後方から。直線外に出して伸びかけたところで挟まれる不利がありそこから再加速して追い込みましたが12着に終わりました。しかし着差は0.5差。まともなら際どい勝負になっていたでしょうね。重賞級の力はありますが東京新聞杯4着の結果からはマイルではやはり一枚落ちる感じ。押さえ程度の評価が妥当ではないでしょうか。
ロジクライ 武豊 : 3歳時にシンザン記念を勝ちましたが故障し約2年間の休養。復帰してからも自己条件から出直し富士Sで重賞2勝目をあげましたが続くマイルCSはスローペースでハミを噛み直線失速し14着。切れる脚をもっていないので速いペースで押し切る方が良さそうですね。東京新聞杯は速めの流れで早めに先頭に立つおあつらえ向きの流れだと思ったが残り200mでつかまり9着。敗因が良く分かりませんね。そこから距離短縮し阪急杯3着、高松宮記念8着、京王杯SC3着。速い上がりを使えないので1400mは合っていそう。今回は再度マイルに戻りますが問題ないでしょう。東京も合いますが58kgはどうでしょうか。57kgのときの成績が悪いので少し気になりますね。馬格はあるので大丈夫だと思いますが・・・。初騎乗の武豊騎手とは合いそうですね。
以上、出走馬を見ていきました。