ダービーの出走馬を見ていきましょう。第3弾
マイラプソディ 横山典 : デビュー勝ちの後、野路菊Sでは後方から外を廻して上がって行き直線で良く伸びて後続を突き放し圧勝。続く京都2歳Sも同じような競馬で差し切り3連勝。共同通信杯では好スタートを切りましたが下げて後方から。直線もそれなりに伸びましたが前から離された4着に終わりました。これで連勝が途絶え評価も急降下。前走の皐月賞では好スタートを切るも抑えて後方から。3~4角で外から上がって行きましたが直線での伸びがなく1.5差の13着。それでも5着馬とは0.4差ですからそこまで負けたわけではありません。もともと中山向きではない感じでしたし今回距離延長も問題ないと思います。まだまだこれからの馬で見限りは早計ですが乗り替わりがどう出るか。横山典騎手は何をしてくるのか分からない怖さはありますがハマり待ちなので中心視したくないタイプ。席は一つしかないと考えればここは軽視したいですね。
ワーケア ルメール : デビュー戦はやや出遅れ気味でしたがすぐに巻き返し中団へ。3~4角で外から上がって行き直線もしっかり伸びて0.4差つけ優勝。2戦目の前走アイビーSでは中団から直線良く伸びて0.5差つけ完勝。ホープフルステークスでは中団後ろにつけ3~4角で内から上がって行き4角出口で上手く外に出すと直線でも外から良く伸びてコントレイルから0.5差の3着。鞍上は好騎乗でしたが勝ち馬との力差は大きそうですね。前走の弥生賞では中団につけ直線も伸びて来ましたが勝ったサトノフラッグには追いつけませんでした。相手が捲ってきたときも動かずギリギリまで溜めて直線を向いてから追い出しましたがサトノフラッグの方が良い伸びでしたね。この馬も力はあると思いますがここで馬券に絡むには一歩足りない気がしています。
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ダーリントンホール デムーロ : デビュー勝ちのあと札幌2歳Sは好位のインにつけ直線で狭くなる場面もありましたがそれなりに伸びて3着。葉牡丹賞で3着のあと共同通信杯では好位から直線で抜け出しビターエンダーとの長い叩き合いになりましたが最後はハナ差だけ前に出て重賞制覇。前走の皐月賞では出遅れてしまい後方から。3角手前から外を通って上がって行きかなり外になりそうだったので4角で一旦内に入れようとしましたが他馬に押し返され結局大外を廻しロスが大きかったですが直線では外から良く伸びてコントレイルから1.1差の6着。3着馬とは0.4差でした。本来は前の方につけれるタイプですし想定外の競馬でも最後は追い上げたように力はありますね。大型馬でパワータイプだと思いますし良馬場の東京でスピード能力を問われると対応出来るのか心配はありますが前走を見る感じだと案外対応出来るのかもしれませんね。
コルテジア 松山弘 : 3戦目で勝ち上がり。続く京都2歳Sは逃げの手に出ましたが早めに来られて苦しくなり直線で失速し8着。シンザン記念は中団から伸びずバテず雪崩れ込んで前から離された3着。きさらぎ賞は3番手につけ3~4角で外から押し上げて行き直線で良く伸びて差し切り勝ち。初重賞制覇を果たしました。これまでにない切れ味を見せ力を付けている印象。前走の皐月賞では中団のインにつけ直線で内からじわじわ伸びましたが1.2差の7着でした。終始荒れた内側を通った分あまり伸びませんでしたね。今回は良馬場の東京で走りやすいでしょうしもう少し前目につければ上位争いに加わって来るかもしれません。鞍上も好調でチャンスはありそうです。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・