エリザベス女王杯の出走馬を見ていきましょう。第2弾
サトノガーネット 坂井瑠 : 昨年のこのレースは中団から速い上りを使えましたが勝ったラッキーライラックから0.8差の9着でした。前走の新潟記念ではかなり遅い流れのなか最後方から進め直線では大外のラチ沿いから上がり31.9の脚を使いましたが0.1差の4着でした。良い切れ味を持っていますが展開待ちでどこまで追い上げるかというタイプ。今回は内回りの阪神で直線一気では通用しないでしょうね。
サムシングジャスト 松山弘 : 今年に入りオープン入り。2走前のクイーンSでは最後方につけ直線大外から良い脚で伸びて来ましたが0.4差の9着。前走の府中牝馬Sでは最後方から直線で内目を突きしぶとく伸びて0.7差の3着。重馬場で少頭数でしたし勝ち馬にも離されあまり評価は出来ませんね。まだまだ重賞では荷が重そうでさすがにここで馬券になる感じはありません。
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サラキア 北村友 : サリオスの姉。若駒の頃から重賞で上位に来るなど活躍していました。昨年のこのレースは好位から伸びず勝ったラッキーライラックから0.4差の6着。2走前の小倉日経OPでは最後方から大外を廻して上がって行き直線に入ってぐんぐん伸びて完勝。前走の府中牝馬Sでは中団につけましたが他馬が早めに動いたため一旦後方に。3角手前から上がって行き直線では馬場の良い大外から良い脚を使って伸び完勝。どちらもかなり強い勝ち方でしたね。以前は好走しつつも勝ち切れない面もありましたがここ2走は強い勝ち方で5歳にして本格化してきた感じ。ただどちらかというと京都の方が良かったハズで阪神内回りで力を出せるかどうか。距離延長もマイナスでしょう。押さえは必要ですがあまり期待しすぎるのは危険かも。
シャドウディーヴァ 内田博 : 昨年のこのレースは後方のまま惨敗の15着。前走の府中牝馬Sは後方から直線で良く伸びて勝ったサラキアから0.5差の2着。これまで好走したのはほぼ東京ですし阪神の内回りは合わない感じ。ここで好走するイメージは湧かないですね。
センテリュオ 戸崎圭 : 昨年のこのレースは中団につけましたが向こう正面に入ってすぐに上がって行き3~4番手につけ直線に入ってじわじわ伸びましたが勝ったラッキーライラックから0.3差の4着でした。前走のオールカマーでは後方につけ3~4角を鞭を入れながら上がって行き直線でもやや反応が鈍い感じはありましたがしっかり伸びて差し切り勝ち。阪神2200mに直結しそうな中山2200mでなかなか骨っぽい相手に勝てたのは大きいですね。かなり力を付けていますし2200mは2-2-0-1と得意条件なので一発の期待は持てるでしょう。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・