桜花賞の出走馬を見ていきましょう。第3弾
⑪クラヴァシュドール デムーロ : デビュー勝ちのあとサウジアラビアRCでは中団後ろから直線でサリオスとの叩き合いに持ち込みましたが最後は0.2突き放され2着。阪神JFでは中団から直線で追い上げレシステンシアには離されましたがマルターズディオサとハナ差の3着。前走のチューリップ賞は休み明けでしたがー6kgと過去最低体重でした。賞金も積みたいしトライアルから勝ちに来る中内田厩舎らしくきっちり仕上げてきた感じですね。レースでは最内枠ということもありいつもより前目から。最内の3~4番手につけると直線では逃げたレシステンシアを内から交わしにかかり残り200mあたりで先頭に立ちましたが最後はマルターズディオサに交わされて2着に終わりました。惜しいレースでしたがなかなか勝ち切れませんね。仕上がっていた分上積みがあるか分かりませんが世代上位なのは間違いなくここも上位争いになるでしょう。
⑫インターミッション 石川裕 : デビュー戦を好位から抜け出し優勝。続く菜の花賞は好位から進めるも直線で切れ負け3着。前走のアネモネSは中団につけ3~4角で徐々に追い上げ直線入口では前とかなりの差がありましたが残り200mを過ぎたあたりからぐんぐん伸びて差し切り勝ち。そこそこ力はありそうですがデビュー時416kgあった馬体重がレースのたびに減り前走では400kgになってしまいました。ここまで全て中山で走っていますが今回栗東に滞在して調整されているので馬体が減るのを抑えられれば良いですね。ただ雨で力のいる馬場になるとさすがに厳しそうですが。
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⑬マジックキャッスル 浜中俊 : デビュー戦を勝利し続くサフラン賞ではマルターズディオサとクビ差の2着。ファンタジーSでは後方から直線でぐんぐん伸びてレシステンシアから1馬身差まで迫り2着。前走のクイーンCはやや出遅れて後方から。4角では最後方でしたが直線大外からぐんぐん伸びてミヤマザクラからクビ差の2着でした。内目を通った馬が上位を占めるなかこの馬だけ大外から飛んできたのはかなりの力を感じましたね。なかなか勝ち切れませんが強い相手に迫るレースをしていますしここでも十分通用するのではないでしょうか。休み明けの前走を叩いてかなりいい状態のようですからチャンスのある1頭でしょう。
⑭ミヤマザクラ 福永祐 : 兄弟にポポカテペトルやマウントロブソンなど活躍馬が多数いる良血。デビュー2戦目の札幌で初勝利。続く京都2歳Sで評判馬のマイラプソディの2着と好走すると前走のクイーンCではハイペースで飛ばす逃げ馬から離れた2番手でレースを進めると直線に入り前を捕らえて最後はマジックキャッスルに迫られましたがクビ差抑えて重賞制覇。レースセンスが良く道悪でも走れそうな感じですが血統的にはもう少し長めの距離の方が良さそうでここよりもオークス向きでしょうか。とはいえここでも上位に来れる力はありそうなので押さえてはおきたいです。
以上、出走馬を見ていきました。
次回へ続く・・・